こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
札幌駅前再開発ビル(札幌市中央区北5西1、西2)
JR北海道が、札幌駅南口に整備する再開発ビル(札幌市中央区北5西1、西2)の開業時期を、現行計画の2028年度から最長で2年間延期する方針を固めたことが2月9日にわかりました。
当初計画☟
遅ければ30年度の開業となる可能性が出てきました。
資材価格高騰などで再開発の事業費が大幅に膨らむ見通しとなったため、事業の一部を見直し、工期を伸ばすことでコスト圧縮を図る。
再開発ビルは、JRや札幌市などでつくる再開発組合が整備します。
当初計画では地上43階、地下4階、高さ約245メートルで、延べ床面積は約38万6700平方メートル。
事業費は総額2500億円だったが、少なくとも数百億円以上増加する恐れがあり、圧縮が課題となっています。
開業時期は当初、29年秋の予定だったが、不動産・ホテル事業による収益を早めに得ようと、28年度に前倒ししました。
その後に、25年大阪・関西万博の会場整備や、ラピダス(東京)による千歳市での半導体工場建設といった道内外の大型プロジェクトと時期が重なり、建設作業員や機材、資材が逼迫しているようです。
設計・施工を担う清水建設(東京)が昨年、大幅な事業費の増額をJRに提示し、再び計画を変更する方向で協議に入っていました。
工期を最長2年延ばして作業量をならすことで、コスト削減を目指す。
昨年8月末に閉館したJR札幌駅直結の商業施設エスタ(北5西2)の解体を今年3月に始める予定だったが、24年度中に延期する。
ビルの規模や最終的な費用は、清水建設と見直しに向け調整を続けている。
再開発ビル内には、交通の結節点をつくる国の「バスタプロジェクト」に基づいてバスターミナルを集約する計画があり、29年度の完成を予定している。
再開発ビル自体の完成が遅れれば、バスタの開業もずれ込む可能性が高い。
新幹線札幌延伸後、国内外からの利用を見込む再開発ビルは、JR北海道にとって経営自立に向けた象徴的なプロジェクトです。
北海道新幹線は難工事で遅れが確実となっているが、札幌延伸の当初予定である30年度末までには、ビルを開業させたい考えです。
JR北海道などが札幌駅南口に整備する再開発ビルの完成が、最長で2年遅れる見通しとなり、想定通り賃料収入が得られない期間が生じ、JR北海道の経営再建に黄色信号が点滅しそうです。
今後は道内で最も高い地上43階、高さ約245メートルとすることを目指してきたビルの規模をどこまで縮小するのかが焦点になります。
JR北海道は2031年度の経営自立を目標に掲げた長期経営ビジョンで、再開発ビルを収益改善の柱に位置づけています。
鉄道事業の収支が利用低迷で厳しくなる中、新たなビルに北海道新幹線の利用客を呼び込み、ホテルや商業施設から安定した賃料収入を得ることを計画中です。
完成の遅れは市民生活にも大きな影響を与えます。
再開発に伴い商業施設エスタ併設のバスターミナルが昨年9月末に閉鎖され、利用者は駅周辺に分散した仮設停留所から乗り降りすることを余儀なくされています。
札幌市民は、今冬から、寒い中で外で立ち続けて、バスを待っています。
各停留所を集約させる予定の再開発ビル内の新しいバスターミナルの完成が遅れれば、その分、利用者にとって今の不便な状態が続きます。
今後、JRはビルの規模をどの程度縮小するかの本格的な検討に入る。
規模を縮小すれば建設費は抑えられるが、ホテルや商業施設から得られる賃料収入も減ることになります。
「諸刃の剣」状況です!
30年度完成の期限をにらみながら、難しい判断を迫られることになりそうです。
延期を正式に表明
そうした中、2024年2月15日、JR北海道 綿貫泰之社長が定例記者会見で発言。
「工事費が高騰していることと、人手の確保がかなり厳しい状況。
開業時期はいま精査中で、遅くとも2030年度末までに開業させる。
新幹線の開業には間に合わせる。」
延期を正式に表明しました。
この言葉を信じるしかない!!!
何と言っても、場所が場所です!
『札幌の顔』なんです!
「北4西3区画計画」と合わせて、札幌駅前が「暗くなる」期間を出来る限り短くしたいものですね。☟
【札幌駅前】顔です!
かと言って、希望としては、誇れるものを建てて欲しいです!
今日を大切に明るく元気に行きましょう!
1週間後に、また、3連休!喜!
いってらっしゃい!