【ノーベル財団】の世界に向けた強いメッセージ

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こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

素晴らしいニュースです!

米プリンストン大学の真鍋淑郎上席研究員らが、今年のノーベル物理学賞を受賞することが決まりました。
温暖化ガスによって気温が上昇する仕組みを理論化し、地球の気候の再現や予測ができる計算モデルを構築した功績。
先日筆記しましたが、残念ですが、典型的な「日本の頭脳流出組」で米国籍ですね。
日本関連の受賞者の31人目で、外国籍6人目となります。

ノーベル賞と温暖化

ノーベル賞とは

そもそもノーベル賞とは、ダイナマイトの開発者であり、莫大な富を築いたスウェーデンの化学者、アルフレッド・ノーベル(1833~96年)の遺言に基づいて創設されました。
遺言では「ノーベル財団」に託された3100万スウェーデンクローナ、現在の日本円だと約230億円相当の遺産の運用益を「人類のために、最大の利益をもたらした人たちに賞の形で毎年分配すること」とされています。
1901年から始まった世界で最高のアカデミックな賞であると謂われています。
賞金は、遺言の通り運用益を使い、各賞1000万スウェーデンクローナ(日本円で約1億3千万円)で、複数人で受賞した場合は貢献度に応じて分け合うこととされています。なので、真鍋さんは4千万円位となりますね。ここでも、投資が出て来ましたね。
そもそもの選考は候補者の推薦から始まります。
前年の9月に、過去の受賞者や世界中の研究者ら数千人が、ノーベル賞にふさわしい人を推薦するよう依頼されます。
それぞれの選考委は1年かけて推薦された候補者を絞り込み、翌年10月の発表当日に最終選考をします。
どのような過程で選ばれたのかは全て秘密ですが、授賞の50年後に公表されることになっています。
オッケーが記憶にある方々は、
1949年 湯川秀樹   中間子の存在の予想 日本人初
1968年 川端康成  『伊豆の踊子』『雪国』作家
1973年 江崎玲於奈  半導体トンネル効果
1974年 佐藤栄作   首相・非核三原則の提唱
2002年 田中耕一   サラリーマン受賞者
2012年 山中伸弥   ips細胞の作製
2014年 中村修二   発光ダイオード発明
の各氏ですね。

では、ノーベル賞受賞の話に戻しますね。

空気の成分

そもそも、空気は、いろいろな種類の気体が混じって出来ています。
そのおもな成分は、体積の割合で、
チッ素が78%、
酸素が21%、
アルゴンが1%、
二酸化炭素が約0.03%
といった割合です。
ごく少ない成分まで入れると、水蒸気、ネオン、一酸化炭素など、いろいろあります。
チッ素は、空気中に一番多く存在する気体。生き物のからだをつくる「タンパク質」などの元として重要な働きをしています。
酸素は、生き物が呼吸して生きるのに欠かせな欠かせないもの。
そして、二酸化炭素は、植物が光合成をして酸素を吐き出すために必要な気体。生き物がはいた息の中にも含ま含まれています。

二酸化炭素「0.03%」って、市民レベルだと、ピン!と来ませんよね?
しかし、これが、今後とんでもないことを起こすのです!
いや、起き出しているのですよ。
皆さんが、実際に体感されていることですから、、

温室効果ガスの代表は二酸化炭素です

二酸化炭素は、おもに化石燃料(石炭、石油、天然ガスなど)を燃焼させると発生します。
例えば、私たちの生活に不可欠な電気などのエネルギーを作るには、大量の化石燃料が使われており、大量の二酸化炭素が排出されています。
また、自動車に乗れば化石燃料であるガソリンを燃焼させるので、ここでも二酸化炭素が発生します。
つまり私たちの生活が、エアコン、テレビ、冷蔵庫など、たくさんの電化製品に囲まれ、自動車ですきなところへいつでも行けるような、便利なものになればなるほど、地球上には大量の二酸化炭素が排出されることになり、地球温暖化を加速させているのです。
また、エアコンや冷蔵庫に冷媒として使われているフロンや、生ゴミや水田などから出るメタンなども温暖化の原因となる温室効果ガスです。
温室効果ガス発生要因を再確認します。
家庭からの二酸化炭素の排出量が増えています。
これら電化製品を使用するための電気を作る時に、たくさんの二酸化炭素が排出されます。
自動車台数、走行量の増加が挙げられます。
自動車からの温室効果ガスの排出量は、自動車の台数が増えれば増えるほど、道路が渋滞すればするほど多くなります。
日本一の民間企業・トヨタが、電気自動車をマーケットに数年中に出してきますね。
さらには、二酸化炭素を吸収し、酸素を排出してくれる熱帯雨林などの森林は、農地の拡大などにより伐採され、地球上からどんどん失われています。
森林が減少したことによって、森林からの二酸化炭素の吸収量が減少してしまったことも、温室効果ガスが増え続けている原因です。

いかがでしょうか!

ノーベル財団の世界に向けた強いメッセージ

京都議定書とパリ協定

京都議定書は、1997年に開催された第3回締約国会議(COP3、京都会議)で採択された議定書です。
1990年の温暖化ガスの排出量を基準に、2008~2012年の5年間の排出量の平均を〇%減らす、というかたちで先進国の数値目標が設定され、各国がその目標を達成することが義務付けられました。
日本はこの5年間について1990年比6%削減という目標達成を約束しました。
京都議定書では目標の達成を先進国に義務付けていましたが、2015年開催されたパリ協定は義務付けていません。
しかしパリ協定において目標提出は義務であり、誠実に国内措置を実施しなければ義務に違反しているとみなされる可能性はあるといわれています。

明らかな、狂いのない試算

現在、 森林や海洋といった地球上の自然が、1年間に吸収してくれる二酸化炭素の量は、180億トンほど(二酸化炭素換算)と見積もられています。
一方で、世界中の国々が排出している排出量は約340億トン。自然が吸収できる許容量を、はるかに超えています。
このため、地球の大気中に残る二酸化炭素の量は、毎年あたり、160億トンにのぼり、温暖化を進めてしまっているとみられています。

この排出と吸収のバランスをとることは、地球の未来を考える上で、避けることの出来ない課題となっています。

達成しなければいけないのです

排出した二酸化炭素が、地球の環境の中で自然に循環できるレベルに抑えられるように、炭素の排出を削減してゆかなければ、温暖化は止めることが出来ないのです。

「真鍋淑郎」氏を世界中に紹介することで、
ノーベル財団が全世界に向けて、強いメッセージを発したように、
オッケーは思えるのです。

 

さぁ!

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!