こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
2月23日日曜日は「何の日」?
そうです!「天皇誕生日」です!
よって、24日は祝日というより、「振替休日」ですから!
何かと厳しい「令和」ですが、いい時代となるよう、頑張りましょう!
3月3日は「ひな祭り」=「女の節句」ですね。
なんか、思うとこがありまして~~~、、、一筆啓上!
ひな人形
ひな人形(ひなにんぎょう)は、日本の伝統的な人形で、毎年3月3日に行われる「ひな祭り」(桃の節句)に飾られます。
ひな祭りは、女の子の健やかな成長と幸せを願う行事で、ひな人形はその象徴として重要な役割を果たします。
ひな人形のセットには、主に以下のような人形が含まれます。
- 親王人形(お内裏様とお雛様)
- 三人官女
- 五人囃子
- 随身(右大臣・左大臣)
- 仕丁(じちょう)
これらの人形は、一般的には段飾りとして階段状の台に飾られ、それぞれの役割や配置に意味があります。
例えば、お内裏様とお雛様は最上段に位置し、彼らを取り巻く人形たちは平安時代の宮中行列や祭りの様子を表現しています。
ひな祭りには、ひな人形を飾るだけでなく、特別な料理や菓子(ちらし寿司やひなあられなど)を楽しむ風習もあります。
お子様の健康と幸せを祈りながら、家族で楽しい時間を過ごすイベントです。
ひな人形の歴史的背景
ひな人形の歴史は非常に古く、平安時代にまで遡ります。
もともとは、3月3日の「上巳の節句」(じょうしのせっく)に行われていた厄払いの儀式が起源です。
この節句では、草や藁で作った人形(ひとがた)で体を撫で、その人形を川に流すことで厄を払う「流し雛」という風習がありました。
平安時代の貴族の間では、紙の人形を使った「ひいな遊び」が流行していました。
この遊びは、女の子たちが小さな紙の人形を使ってままごとをするもので、これが後に雛人形の原型となりました。
江戸時代になると、雛人形はより豪華で精巧なものへと進化し、段飾りとして飾られるようになりました。
この時期には、雛人形を飾ることで女の子の健やかな成長と幸せを願う風習が広まりました。
現代では、ひな祭りは女の子の成長を祝う重要な行事として続いており、ひな人形はその象徴として多くの家庭で飾られています。
ひな人形の歴史は、時代とともに変化しながらも、日本の伝統文化として大切に受け継がれてきました。
関東と関西で違いがある理由
皆さんは、ご存じでしたか?
親王人形(お内裏様とお雛様)の並び
関西では、古来よりの朝廷の儀式に習い、紫宸殿(ししんでん)を背にして左側に男雛を飾ります。
これに対し関東では、昭和天皇御即位の礼で天皇陛下が皇后様の右側にお立ちになったことから、そのスタイルを取り入れ、それ以来、右側(向かって左)に男雛を飾るようになったという説があります。
また、東日本で女雛が上位である左に(向かって右)飾られるのは、徳川家康の孫である「興子内親王」が後に即位し明正天皇となってから、故事に習い、江戸では上位の左(向かって右)に女雛を飾るようになったという説もあります。
江戸時代までの日本の礼法では、左(向かって右)が上座でした。
明治になって欧米のマナーが日本に入って来て、現在では右(向かって左)が上位という考え方が定着しています。
関西など、古来の習慣を大事にする地域では、現在でも昔風に左上位で飾っています。
飾る時期
関東では、立春(2月4日頃)から飾り始めますが、関西では、3月3日から飾り始めます。
雛人形を飾る時期が地域によって違うのは、
新暦を活用している地域と旧暦を活用している地域があるためです。
まずは、根っこの話をします。
新暦とは
地球が太陽の周りを回る周期を基に作られた暦法で、太陽暦(グレゴリオ暦)と呼ばれています。
旧暦とは
月の満ち欠けの周期と太陽の動きを参考にして、閏月(うるうづき)を入れて月日を定めている暦法。太陽太陰暦(天保暦)と呼ばれています。
で、です。ここからですが、
北海道~関東地方では、年中行事に新暦を用いる事が多く、ひな祭りも新暦の3月3日に行われます。
関東地方の雛人形を出す(飾る)時期は、
立春(節分の翌日、2月4日ごろ)から2月中旬にかけてと言われています。
遅くてもひな祭りが始まる1週間前までに飾るようにしてください。
また、一部の地域では2月19日の雨水(うすい)の日に飾ります。
この日に飾ると「良縁に恵まれる」と言われており、ひな祭りに最適な縁起が良い日です。
関西地方では、ひな祭りは旧暦を用いるようで、旧暦3月3日(新暦4月3日)に行われます。
関西地方の雛人形を出す(飾る)時期は、
新暦の3月2日頃の吉日から飾るのが習わしのようです。
吉日は六曜でいうところの大安や友引などですね。
雛人形は新暦の4月3日頃まで飾るので、約1ヶ月は楽しめますね!
関西地方でも、ひな祭りが過ぎたら天気の良い日を選んで片付けるようにします。
九州地方では、ひな祭りは新暦を用いる事が多いようで、行事に力を入れている地域もあります。
九州地方の沖縄県では、年中行事に旧暦を活用しているため、ひな祭りは旧暦の3月3日に行われます。
九州地方では「ひなの国九州」というキャッチコピーを掲げるくらいひな祭りの行事を大切にし、
春の九州の風物詩として各地域で色んなイベントが開催されているようです!
特に有名なのが福岡県柳川市で開催される『柳川雛祭り さげもんめぐり』で、水上パレードや流し雛祭りなど数多いイベントを楽しむことが出来るそうです。
毎年2月中旬頃~4月3日まで開かれ、多くのご家族で賑わっているようです。
出典:https://www.welcomekyushu.jp/
つるし飾りがとても華やかで風情がありますね。
福岡県の人形店のホームページには「立春過ぎから二月中旬の日が良い日に飾る」「『雨水の日』(2月19日頃)に飾る」と説明がありましたが、
九州地方の場合、雛人形をいつから飾るかは地域によって様々のようです。
沖縄県は旧暦行事が多く、雛祭りも旧暦3月3日(新暦4月7日頃)に行います。
沖縄のひな祭りには雛人形を飾る風習はなく、各地の海岸やビーチで女性や女の子が手足を海に浸して身を清め、健康を祈願するそうです。
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なんだかな~~!考え過ぎ?
最後までお読みいただきありがとうございます。
で、思わなかったですか!
「へぇ~~~!そうなんだ!」と
地域によって、「飾る並び、飾る時期」が異なるのだそうです。
「常識は非常識」ともいえる訳です!
オッケー講師も、勉強になりました!
「こんなことが、いろいろとあるのかもしれないな!」と思った次第!
皆さんは、どう思われました?
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今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です!
いってらっしゃい!
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