【時間規制解除】何から始めますか 4⃣ -1

業務

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

引き続き、
一般論として、書き綴っていきますので、ご一読くださいませ。

「こころ・ひと・もの・販促・情報」

「こころ・ひと・もの・販促・情報」の
5項目に分けて構築していきましょう!
と、申し上げておりますが、
今日は、4⃣項目目の「販促」のお話です。

プロローグ

自由経済社会

PEST分析

折角なので、復習も含めて、大上段から説明していきますね。
マクロの外部環境を観察しながら、経営を進めなければなりません。
要は「世の中」の話です。
ロジック的に考えるには、「PEST分析」を使う企業が多いのではと思います。
Pー政治状況がどうかということ。今まさしく、政権選択選挙中です。
Eー経済動向は景気が良し悪しです。業界格差が激しくなっていますね。
Sー社会情勢は、アフターコロナの流動性が高い、リスク社会です。
Tー技術革新は、IT産業は着々と進化しています。

企業の存在根拠の確認

STP分析

「世の中」がそのような時に、自分の企業の立ち位置を、
3年くらいの「中期事業計画」を「SDGs」的に立てるわけです。
中長期的な見通し策定で、多くの企業が使うのが、
「STP分析」ではないかと思います。

セグメンテーション(Segmentation)
ターゲティング(Targeting)
ポジショニング(Positioning)
の3つの要素からマーケティング戦略を構築するものです。
セグメンテーションとは、同じ属性や特性、
ニーズなどを持つ人々の集団を
別けて細分化して行くことを言います。
セグメンテーションで、先ずは、市場を細分化する。
ターゲティングでどの市場に入り込むのか決める。
「世の中」早い動きの中で、
狙う市場に対して自社は、
どのようなもの・こと(商品やサービスほか)
などの
価値を提供して行くのかを、再確認するのです。

また、競合他社との位置関係を再確認します。

企業戦略

競合他社との位置関係を再確認するには、いろいろあります。
代表的なものを紹介します。

「3C分析」
  • Customer(市場・顧客)
  • Competitor(競合)
  • Company(自社)
    業界をマクロ的に、俯瞰して判断するもので、
    企業内シンクタンク的な部署が所管すると思います。
競争地位戦略

市場シェアに着目し、それぞれの競争地位に応じた
企業の戦略目標を提示する理論です。

市場における競争地位は、以下の4つに類型化出来ます。
・リーダー
業界NO1のトップシェア企業の位置付けです。
・チャレンジャー
トップシェア企業に戦いを挑む企業です。
・ニッチャー
ポジション図で空きのところを積極的に攻める企業。
・フォロワー
業界状況で左右される、安定需要を狙った供給企業。

どの企業であっても、各業界でいずれかの競争地位に分類され、
地位によって採るべき戦略が変わります。
自社がどの地位に該当するのかを認識し、
それぞれの特徴や採用すべき戦略があります。

4P分析

さらに、客観的に自社の
・Product(製品)
・Price(価格)
・Place(流通)
・Promotion(販売促進)
を分析する4P分析は、
マーケティング戦略を立案・実行する過程の中で
用いられるメジャーな手法と言われています。

以上、俯瞰して、客観的に自社を分析する手法を紹介しました。

ポイントは、
「業界内の自社・自店の、お客様から見た使い方を分析する」ことです。

販促=マーケッティング+広告

VRIO分析

マーケッティングで、よく使われるのが、
VRIO分析」だと思います。
分析項目には、自社・自店の経営資源の
・経済的価値(Value)があるか
・希少性(Rarity)があるか
・模倣可能性(Imitability)が低いか
・組織(Organization)が出来上がっているか
を、各項目で分析するというものです。

先日から言っていますが、
「個性」「差別化」です。
組織は、主力に「選択と集中」の推進の中で、
推し進めることです。

PPM分析

昨日、経済用語で「PPM分析」の話をしましたので、
販促面から、
「PPM分析」とは、収益が出来だしたら、
その収益で経営資源を廻していくことです。
‟花形”(シェアがあり成長見込みあり・看板もの)に継続投資し
➡ ‟金のなる木” (シェア維持)で収益を出し、その益を新企画へ回す
➡ ‟問題児”(次の花形を目指す)シェア拡大を目指す
➡ ‟負け犬” (他企業優位)市場土俵から降ろす早期の判断をする
このサイクルを続けるのです。

なんといっても、「絶対的主力のもの・こと」を作り上げるのが、
最重要であり、そもそも、自社自店の「屋台骨」です。
屋台骨を支え維持するために、
絶えず企画し商品化し売上データを注視し、
修正する販売促進が、当然必要となるわけです。

いかがでしょうか。
きょうは、「販促」のプロローグのお話でした。
明日は、「販促」から「VMD」のお話を。

さあ!
今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!