こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
今週は、新入社員を迎える最終週です。
おかげさまで、いろいろな研修講師を務めさせていただいております。
「ネタばれ」ですが、、コロナ明けで、特に思うことを一筆啓上!
「新入社員研修」を行う会社の皆様に、参考になればと思います。
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「マナー」のアップデート
新入社員にとっては、学校内環境とは違い、様々な年代の方と一緒に過ごす「職場」や「会社」。
どの年代のかたともスムーズに業務を進めるためには、共通の「思いやり」である「マナー」が必要不可欠です。
「マナー」には、時代とともに変化するものもあります!
「今の時代には合っていない!」「それ、古くない?」的な「マナー」が存在します。
オッケー講師が思う、『昭和の時代から変化した3つのマナー』について考えてみます。
相手が上司、先輩、同期、そして新入社員。
さらには、クライアント(お取引先)の接遇接客対応。
お互いがお互いの時代背景を知り、理解を深められるとよいですね!
大事な用事を連絡する時のマナー

以前は、急な予定変更やお休みの連絡などは、電話が基本でした。
ICT化が進んだ現代では、お相手の時間を奪わない、という意味でも、SNSのDMやLINEのメッセージ、メールを使って連絡することも多くなりましたね。
重要なことをメールやSNSツールで連絡するときは「メールでの連絡で申し訳ございません」と一言付けることを忘れずに!
ただし、「SNS・LINE・メール < 電話 < 対面」であることは変わりません。
重要度に応じて、DMやLINE、メールで連絡をしたとしても、後日お会いしたときにお詫びをするなど心がけましょう。
お見送りのマナー

以前は、クライアントが来訪いただいた時に、建物の外まで出て、お相手の姿が見えなくなるまで見送ることで、相手を大切に想う気持ちを伝えていましたね。
今はどうでしょうか?外に出たらメールやSNSのチェックをしたい、早く去らないと申し訳ないと気を遣う…と思う方もいらっしゃいます。
オフィスフロアの出口など失礼することも増えてきましたね。
見送る側は「こちらで失礼します」、見送られる側は「こちらまでで大丈夫です」など一言伝えられるといいですね。
大切なのは、どんな場所で見送るのであれ、感謝の気持ちを伝えることです。
どこでお見送りをするとしても、笑顔で目を見て挨拶をしましょう。
「御社」「貴社」は違う?相手会社を表す敬語の使い分けマナー
研修にお伺いして、やはり多い敬語の使い方です。
代表例で説明します。
ビジネスシーンでよく使われる、相手の会社を敬う言葉「御社(おんしゃ)」と「貴社(きしゃ)」。
どちらも意味は同じですが、場面によってどちらを使うかが変わります。
以前にも書きましたが、、👇
「御社」「貴社」の使い分け方について、今一度確認しましょう。
まず、「御社」は話し言葉(口語)で使用します。
そして「貴社」は書き言葉(文語)で使用します。
例えば、「御社」は、電話や会話、面接、プレゼンなど。
「貴社」は、メール、文書、履歴書などに使われます。
どうして2種類あるの?
相手を敬って言う場合は、「貴殿」や「貴方」など「貴」という言葉が使われます。
ですので、もともとは口語でも「貴社」という言葉が使われていました。
しかし、「記者」「汽車」「帰社」など同音異義語が多く、話していると紛らわしいため、現在では、口語では「御社」、文語では以前のまま「貴社」を使うのが一般的となりました。
「このようなことです!」と説明すると、忘れることが無くなりますよね。
なので、必ず、このように研修で説明を行っています。

マナーの本質
何度も言いますが、、、
マナーの本質とは、「相手に対して敬意をもって接すること」です!
ビジネスシーンでは、「最重要な項目」です!
極論ですが、マナーの良し悪しで、案件が採れるか他社に獲られるかなのですから!
なので、「マナーの基本」は「覚えておいてください!」
実行するかは自社の社内風土です。
クライアントに合わせる臨機応変な対応が必要になっており、
「難しい時代」です。
必ずしも、礼儀正しいことが、相手との距離を縮めることになるとは限りません。

今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です!
いってらっしゃい!
