【販売力】=【笑顔】+【5W3H】

販売・接客

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

先日、某衣料品店(ブランドショップ)に入りました。
改めて、「接客のスキル」の大切さを感じたので、一筆啓上。

販売力はスキル

販売力は鍛えるもの

接客業についている方に問います。
・自分に販売力が付いてきていると思いますか。
・なにを意識して接客をしていますか。
・お客様から感謝をされたことがありますか。

「言うは易く行うは難し」です。
そう感じていなければ、申し訳ありませんが、、
「接客のプロ」には届いていません。
接客において、「お買い上げいただいた」=「満点」はありません。
「購入者がリピーターになる」ところまでいくと「合格点」です。
なので、日々、創意工夫をして接客を行い、技術を鍛えなければ、
ギャラ(演じているので、給料でなくギャラです!)のアップに繋がって行きません。
まずは、そばにいる販売力のある方の接客を見てください。
そして真似てみることを繰り返してみてください。
新たな接客の技術の引き出しが増えると思います。

笑顔、出来ていますか

さらにお聴きします!
あなたが接客中に、お客様が笑顔になったり笑ったりしていますか。
ビジネスマナーでも言いましたが、日々、鏡を見て「作り笑顔」の練習、表情筋を引き上げる、歯を見せることを行っていますか。
あなたが、笑顔でなければ、お客様は笑顔になりません、絶対に。
逆にいうと、真顔でお客様対応をした場合に、お客様が笑顔になるとしたらお奨めした商品が、お客様にお気に召された場合に限ります。
接客時間的に、ニーズチェックをかなり行った後でなければ、お客様と笑顔で接客出来るような雰囲気に持っていくのは難しいですよね。
「作り笑顔」は、お客様とのコンタクトのショートカットを可能にする技術です。
お迎えからファーストタッチまでの間に「笑顔」で入れると、その後のニーズチェックに入りやすくなります。

「笑顔」は接客における基本中の基本です。
はっきり申し上げます、笑顔が出来なければ、仕事を変えたほうがいいくらいのことです。

5W3H=ニーズチェック要件

「5W3H」とは、お客様の購入動機の要件です。

【販売】【接客】③ 5W3Hってなに?

5+3=8要件が、お客様の購入のニーズに必ずあるのです。


いきなりお聴きすると、お客様に逃げられますからね!ご注意を!
基本は、お客様がご覧になっている商品のワンポイントお奨め言葉です。
「きれいなお色ですよね」「いろいろな機能がありますよ」・・など
無難に障りのないお天気の話から入るパターンもありますね。
「いいお天気ですね」「お寒いですね」「雨、止みましたか」・・など
確実に笑顔でのお声かけですよ。忘れないでくださいね。

さあ、ここからニーズチェック8項目のスタートです。
・誰が使うのか
・いつ使うのか
・何のためになのか
以上の3点のどれかから入ると思います。伺う項目の順番は考えなくていいのです。
意識して欲しいのは、「あいづち・うなづき・オウム返し」を使うことです。ゆっくりと進めてください。
大体は、お客様は、話し掛けても、返事がありません。
そこで急がないでください。
お客様があなたに話し掛けていただけるまでは、商品を挟んで距離を置いてくださいね。
自分の話し掛けた言葉に、お客様が反応を示したら、徐々に距離を縮めて行きます。
・ご予算はどれくらいのイメージなのか
・(衣料以外の場合)数量は必要か
などは、会話の中で、お聴きしていくのです。
楽しく接客を進めてください。

限定3原則

お客様の気持ちを鷲掴みにして、販売に繋がる限定の言葉を3つご紹介します。
・‟今だけ”です
・‟ここだけ”です
・‟あなただけ”にです
という言葉です。購買心理をくすぐる最強の接客用語です。
是非有効に使ってください。
お客様が購入するか迷っている時の背中を押す言葉となります。

「これいいです!」「こちらお買い得です!」はレベル低過ぎです。

最後は、「〇〇とおしゃっていたので、〇〇がお奨めでございます」と会話の中で得た情報を活かして、お奨めの「根拠」を示してください。お客様の納得度合いが上がります。
いかがでしょうか!

お客様が笑顔

あなたが示した根拠に、お客様が納得していただけると、購入に結びつきます。
購入を決めた時のお客様の顔は「笑顔」です。
必要なものが見つかった安堵感と喜びから湧いて出て来る仕草となります。
さらに、詳しい使い方、関連商品のご案内をして、「接客プロ」をアピールするのです。顧客作りの戦術でもあります。
お見送りの際には、その購入したもののイベントがらみの言葉を付け加えましょう。
「ご旅行、楽しんで来てくださいね!土産話をお待ちしております!!」的な言葉です。

お客様は、「感謝の笑顔」でお帰りになるはずです。

このスキル、接客技術を日々磨き上げて行くと、
「接客プロ」になって行くと思います。

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!