「風の電話」をご存じですか?

スキル

こんにちは! 北の熱い講師 オッケーです!

東日本大震災から、10年が経ちましたね。

テレビを見て、感動したことがあったので、是非とも
皆さんに知っていただければと思い、この話を紹介します!

「風の電話」~ご存じですか?~

岩手県 大槌町の海(三陸海岸)を見下ろす丘にある
「ベルガーディア鯨山」内に置かれた私設電話ボックスです。

風の電話 – ベルガーディア鯨山 (bell-gardia.jp)

電話ボックス内には、ダイヤル式の黒電話があります。
しかし、

電話線が繋がっていないのです

ノートが1冊置かれており、来訪者は電話で
亡き人に思いを伝えたり、ノートに気持ちを
記載したりできるのです。

電話機の横には次のように記されています。

「風の電話は心で話します
静かに目を閉じ耳を澄ましてください
風の音が又は浪の音が 或いは小鳥のさえずりが聞こえたなら
あなたの想いを伝えて下さい」

風の電話は、太平洋が見える風景を気に入って移住した庭師の佐々木格さんが、
2010年に死去した従兄と、もう一度話をしたいとの思いから、
海辺の高台にある自宅の庭の隅に白色の電話ボックスを設置したことに始ます。
2011年3月11日の東日本大震災の際、
自宅から見える浪板海岸を襲った津波を目にした佐々木さんは、
生存した被災者が震災で死別した家族への想いを
風に乗せて伝えられるようにと敷地を整備し、
祈りの像や海岸に向かうベンチを置いて
「メモリアルガーデン」を併設した上で開放したそうです。

私が、この話を目に涙をためて見聞きした時、思いました。
セルフイメージを持つこと
自己認識をしっかり持つこと
自分に対する強い思い込み

与えられた人生をどう生きるか

ボックスに入り、受話器を取り、
泣きながら叫んでいる人
笑ながら報告している人
何もしゃべらない人

返事は帰ってこないのです

きっと、ご自身で返事を返しているのです。
ご自身で決めたことを確認しているのだと思います。

いかがでしょうか!

皆さんは、

叫びたい時ありませんか?

その時は叫びましょうよ!吐き出しましょうよ!

そして、前を向いて、一歩でよいので出してみませんか!

その一歩で、景色が変わるかもしれませんよ!

命までは取られませんよ!

命ある人生、遣らずの後悔より、遣っての自信を選びましょう!

今日を明るく元気に行きましょう!
いってらっしゃい!