こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
「北海道新幹線延伸延期」が発表されました。
このままでは、五輪開催が消えた中で、
「札幌」の価値がドンドン下がって行きそうですが...
札幌駅を2028年度にリニューアル
改札口南側は、22年秋に新幹線関連の工事で閉鎖される前は、
東西を結ぶ自由通路(改札内に入らない通路)に沿って土産物店や理髪店などがあり、
また、コインロッカーが置かれていました。
札幌駅北側計画
出典:JR北海道公式サイト
商業施設の面積を2倍
発表計画では、このエリアを大幅に改修して商業施設の面積を2倍に拡大するとしました。
自由通路沿いに店舗を設ける計画です。
北側の店舗は改札内からも利用できるような構造にする。
新たに入る店舗などは未定とのこと。
北海道の魅力を感じられる食事や商品を提供できるエリアにしたい考えで、
今後、テナントを募集するとのこと。
投資額は非公表。札幌駅の本格的なリニューアルは、駅を高架化した1988年以来となります。
新幹線延伸延長ニュースを消したい
JR東日本など道外の鉄道各社は戦略として、駅構内に大規模な商業施設を開設し、
鉄道事業を支える収入の柱に育てています。
綿貫社長は記者会見で、
「観光客から今の札幌駅は若干暗いという声が出ていた。商業施設を増やし、訪れた人に楽しんでもらえる駅にしたい」と強調した。
改修は本年度から段階的に進め、27年度に札幌駅北側のホームに面した外壁をガラス張りにし、利用客が駅前の広場を眺められるようにする計画。
本年度中に改札内にある2カ所のトイレを1カ所に集約し、男女両方に子供用トイレを新設する。
パウダーコーナーを男性トイレにも設置する。
北海道新幹線の札幌延伸が「数年単位」で遅れることになり、
JR札幌駅周辺で進む再開発が失速する懸念が強まっています。
資材高騰と人手不足で開業先送りや規模縮小が相次ぐ中、延伸効果を見込んでいたオフィス、ホテル、商業施設の誘致や、集客にも影響が拡大するのが避けられないためと言われています。
新たな開業時期が示されなかったため、各事業者は現時点で様子見の構えだが、
札幌延伸が2030年度末に5年間前倒しされた15年から膨らみ続けてきた「新幹線バブル」の崩壊を危ぶむ声が日々大きくなって来ています。
札幌延伸が「数年単位」で遅れる懸念
「札幌に新幹線が来ることが企業誘致の武器だった。間違いなく再開発の機運は落ち込む」と不動産関係者は、延伸延期に落胆しています。
実際に、札幌中心部では一時盛んだったコールセンターの進出が立ち止まり、
札幌駅近くのオフィスビルは完成から1年近くたった今も9割以上が空室のままの状況です。
延伸効果への期待は大きかっただけに、「再開発ビルなどに入居を予定していた道外企業やホテル、商業施設も計画を再検討することになるだろう」と経済アナリストのコメント。
北海道は13年に、札幌延伸後の新幹線の利用者が年255万人に上ると試算していました。
駅中心の開発動向
札幌―東京間を最速4時間半で結ぶ計画の延期は、観光客の増加を当て込んでいた宿泊業界にとっても大きな誤算となりました。
25年4月に札幌駅北側に市内最多の605室を備えるホテルを開業する通販大手ベルーナ(埼玉)の担当者は「新幹線の開通は宿泊客の利便性向上にプラス。早期の開通を願っている」とコメント。
北5西1、西2
札幌中心部では資材高騰と人手不足の影響で、JR北海道などが札幌駅南口で計画する再開発ビル(中央区北5西1、西2)の開業が28年度から最長2年先送りになるなど事業計画の見直しがすでに決まっています。
札幌駅南口の再開発ビルは、道内一の高さとなる地上43階、高さ245メートルのビルを新幹線の駅と直結させ、ホテルやオフィス、商業施設、バスターミナルが入る計画です。
JR北海道の綿貫泰之社長は8日、「札幌駅周辺の再開発事業を新幹線のスケジュールによらず、着実に進める」との談話を発表しました。
北4西3など
札幌西武跡地(中央区北4西3)で地上32階の複合高層ビルの整備を計画する再開発組合や、札幌駅周辺にマンション建設を計画する大京の親会社オリックス(東京)も「計画変更の予定はない」と、一応冷静を装っています。
関係者の本音
新たな札幌延伸の時期が見えない中では、「計画を見直しようがないというのが本音」(再開発事業者談)
今後2~3年はラピダス(東京)による千歳市での次世代半導体工場建設や新幹線の延伸工事で、建設費はさらに高騰するとの見方が根強いというか、すでにそのような状況が発生しています。
札幌駅南口の再開発組合関係者は「無理して今、工事を進めなくてもいいのではないか」と指摘。
「札幌五輪開催」が「夢物語」になった今は、「お尻」が決まっていない状況と変わり、
他の再開発事業を含め、工期にゆとりを持たせ、費用を抑えるため、開業をさらに延期する動きが広がる可能性も十分に考えられます。
札幌の不動産アナリストは、
「開業遅れで延伸への期待感がしぼみ、再開発の機運を高めてきた『新幹線バブル崩壊』の引き金になりかねない」と警鐘を鳴らします。
「北海道・札幌市の近い将来」を大きく左右する『一大プロジェクト』です!
なんでも「伸びる」は、引き止めなければいけません!!
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