こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
さっぽろテレビ塔から西方向に延びる「大通公園」です。
「令和の再整備」の行方は見通せなくなっている現状があります。
再整備事業が不透明
札幌市を象徴する都市公園として親しまれ、市が検討を進めてきた大通公園(中央区大通西1~12)の再整備事業が不透明感を増しています。
札幌市は前提となる基本計画の本年度中の策定を断念した模様です。
財政難を背景に、100億円以上とみられる財源確保や整備手法などを巡り、市役所内で意見の対立があるためと言われています。
一方で、札幌駅前通りと交差する大通西4丁目では再開発を手掛ける民間企業による公園整備が先行する見通しとなっています。
札幌市が目指す同公園と周辺との一体性のある「令和の再整備」は、全体像が見えない状況となっています。
大通公園の歴史
大通公園は東西に長さ約1.5キロ、広さ約7.8ヘクタール。広大な広さとなっています。
1871年(明治4年)に南北を隔てる火防線などとして設けられたのが始まりです。
1911年(同44年)に本格的な公園として整備され、89~94年の「平成の再整備」で今の形となった経緯です。
現在の大通公園

平成の再整備から、早や35年前後が経ち、噴水や電気・機械設備などが老朽化しています。
札幌市は2023年に大学教員や民間、行政関係者らによる有識者検討会を設け、2025年に公園全体を三つのエリアに分け、緑地を生かしながら「『いこい』と『にぎわい』の両立」を目指すとする基本構想「大通公園のあり方」をまとめた経緯があります。
札幌市の予算計上過程
札幌市は本年度、再整備全体の基本計画の策定を目指したが、本年度予算の編成過程で急浮上した市財政の逼迫で状況が一変。
一般会計で210億円の収支不足が判明し、札幌市の貯金に当たる財政調整基金(財調)を取り崩すなどして穴埋め。
加えて、市財政局は財調など主要3基金が5年後には底をつく可能性まで示しました。
大通公園の再整備には「100億円単位の予算が必要」(市みどりの推進部)とされています。
市財政局幹部は「再整備の緊急度は低い」とし、「『公園で稼ぐ』仕組みの導入が不可欠」と強調しています。
基本計画の具体化を議論する6月の会合で、市が示した中間とりまとめ案は、民間資金を活用する公募設置管理制度(パークPFI)の導入などを「積極的に検討する」と明記しました。
札幌市の財政事情に配慮した表現だったが、昨年までの有識者検討会でパークPFIは議論されておらず、出席委員から「記憶の中にない」と指摘され、市側が「修正しなければいけない」と釈明する一幕もあったのです。
民間主導で動き出す
大通公園再整備を巡り、推進派と慎重派の間で明確な方向性を打ち出せないままの札幌市に対し、先行して進むのが、平和不動産(東京)が主導する大通西4の再開発です。

旧道銀ビルディングなどの跡地で建設中の複合ビル(地下3階、地上36階)は29年8月の完成予定です。
容積率の大幅緩和が可能な市の「都市再生特別地区」の決定、認可を受けており、再開発と合わせ、大通西4の公園整備も同社が担うとされています。
札幌市によると、改修は28年度の見通し。同社が市に示した整備案では、芝生スペースを増やし、ウッドデッキや可動式ベンチを設置。
季節やイベントなど必要に応じて水量を調節でき、多彩な「水のある風景」を演出できる噴水も設けるという。
札幌市が一体性のある公園再整備を掲げながら、民間の動きが先行するのは、市の合意形成や対応の遅れも影響していると言われています。
整備案の練り上げを進める同社関係者は「市と協議していても、核になる考え方が伝わってこない」と不満を漏らしているようです。

出口の見えないトンネル!
令和の再整備は五里霧中の状況で、札幌市幹部の一人は「いつ完了するか。全く見えない」と頭を抱えているとのこと。
札幌市の代表する地、「大通公園」です。
「経済活性化」の意味でも、急がなくてはならない課題です。

今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です!
いってらっしゃい!


