こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
今夏は「参議院議員選挙」がありますが、、
選挙がらみのお話です。
北海道知事「鈴木直道」

石原慎太郎東京都知事時代に元々東京都からの支援で、
破綻した「夕張市」に派遣された若者でした。
実績が認められ、市長に押され、「夕張市長」に!
そして、北海道知事に押され、「北海道知事」に大量の票を獲得し就任しました。
3期目を目指すのか、それとも、くすぶり続ける国政転出論が現実味を帯びるのか?
2期目の任期折り返しを迎えた知事の今後の動向を巡り、
関係者の間ではさまざまな臆測が飛び交っているようです。

鈴木知事本人は予断を与えない姿勢に徹し、
周囲には「国政については否定し、3期目については答えない」とのスタンスを口にする。
実際のところはどうなのか―?!
菅元総理は3選論者

知事は先日、東京・永田町の議員会館にいました。
法政大学出身の先輩で、後ろ盾でもある菅義偉元総理と北海道新幹線の札幌延伸が大幅に遅れることについて相談するためだが、知事が部屋に入ると予期せぬ人物が待っていました。
国土交通省の水嶋智審議官です。鉄道局長、大臣官房長を経て、新幹線の建設主体である鉄道建設・運輸施設整備支援機構の副理事長を務めた方です。
次期国交事務次官の最有力候補で、知事は菅氏と共に延伸延期に伴う地元支援を水嶋氏に訴えたようです。
体調不安説もささやかれる菅氏だが、知事にとって最大の後ろ盾であることは初当選時から変わらない。
知事の訪問を受けた後、周囲にこう語っています。「今は北海道にとって大事なとき。国政なんて言っていられないでしょ」。菅氏はもともと3選を唱えています。
本人は国政志向?

一方で、北海道議会や道庁に「本人は国政志向」との見方は根強い。
昨年夏には元東京都職員の知事に、一部道議が「経歴にはくがつく」と国政へのステップとして、東京都知事選への出馬を投げかけたこともあったらしい。
「名前を変えたほうがいいんじゃないですか」。知事は今年に入り、庁内各部の親睦組織「部課長会」に私見を述べた。
会費で政治家のパーティー券を購入していた問題が発覚し、道庁組織に厳しい目が注がれていた時のこと。
道幹部の一人は「見せ方やイメージを重視する知事らしい」と語った。
働きやすい庁内を意識し、古くなった壁や床を直すよう職員に指示することもあるという。
緻密な気配りの半面、多くの道幹部から「知事は事務方に仕事を任せきれない」とも受け止められているらしい。
予算編成時の知事査定では細部まで職員を問いただし、知事自ら記者会見で「(職員から)嫌がられていると思う」と振り返るほどだそうです。
そうした細かさには「道民からの税金を1円でも無駄にしない」との考えがあるが、知事が描く中長期的な政策ビジョンが見えにくいこともあり、庁内には国政転出を望む声も少なくない。

支持基盤は?
北海道新聞社が実施した道民意識調査で知事の支持は6割。
高い水準を維持するが、1期目の8割台からは下落傾向が見て取れた。
結果を知った知事は「淡々と受け止めている様子だった」(周辺)というが、交流サイト(SNS)での情報発信に力を入れる知事サイドにとって意外な結果も現れています。
年代別の支持を見ると、40代~70代以上が6割を超えました。
一方で、29歳以下と30代は5割前後。
側近の一人は「インスタグラムで割と騒がれているのに、若者に人気がないのか」と驚いた。
38歳で初当選した知事も44歳。
道内選出国会議員の一人は「さわやかなイメージと若さを売りに国政に出るなら残された時間はわずか」とみる。
2期目の任期は通過点か、それとも集大成か。
知事に近い経済関係者はこう分析する。
「国政も3期目も、現時点で彼の中に既定路線はないのではないか」と。
道知事、過去3人転身

全国で知事から国会議員に転身した例は少なくない。
熊本県知事だった細川護熙氏は、歴代の知事経験者の中で唯一首相に就任しました。
大臣には平成以降で民間からの登用含む7人が就いています。
最近では元長崎県知事の金子原二郎氏が第1次と第2次岸田文雄内閣で農水相を担った。
元鳥取県知事の故平林鴻三氏は第2次森喜朗内閣で郵政相(当時)を務め、元滋賀県知事の故武村正義氏は細川内閣の官房長官などを歴任しています。
直近の2024年衆院選の当選者は、新潟県知事だった米山隆一氏や元鹿児島県知事の三反園訓氏、元三重県知事の鈴木英敬氏ら6人。
22年参院選は元東京都知事の猪瀬直樹氏と元神奈川県知事の松沢成文氏、元埼玉県知事の上田清司氏の3人。
補選を含む19年参院選は元大阪府知事の太田房江氏や元滋賀県知事の嘉田由紀子氏ら5人だった。
北海道知事経験者は6人中3人が国政に転じています。
故町村金五氏は1952年から衆院選に4回連続当選し、59年から3期知事を務めた後、71年の参院選全国区(当時)で中央政界に戻り、2期の間に自治相(当時)などを歴任しました。
故横路孝弘氏は衆院議員を5期、83年から知事を3期務めた後、96年の旧民主党の結成で国政復帰し、7期連続で当選して衆院議長にも就いていました。
道政史上初の女性知事の高橋はるみ氏は歴代道知事で最長の4期16年務め、19年参院選道選挙区でトップ当選した。
知事から国政に転身する背景には、高い知名度に期待する政党が出馬を要請するほか、本人が政治活動の継続を望んでいることがあるようです。

ポテンシャルの大きい「北海道」

国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2050年の北海道の人口は20年と比べて26.9%減の382万人、札幌市は11.5%減の174万人となります。
「北海道」に精通している経済アナリストがコメントしています。
日本の食料自給率がカロリーベースで38%なのに対し、北海道は200%前後で推移。
北海道には食料生産にとどまらない取り組みが必要という。
「国内総生産(GDP)は付加価値の総和です。北海道の食料自給率は他の都府県を圧倒して1位。
その食材にどういう付加価値を付けていくか。
生産、加工、流通、調理のサイクルについてしっかりした戦略構想を持ち、知恵と努力が必要になります」
「北海道は以前から中央依存の傾向が強く、国からの補助金、助成金という発想になりがちです。
経済人も含め、道民が主体的になれるかどうかが成功の鍵です。
道庁はそれを理解し並走する必要があると思います」
鈴木知事が、どう、「舵」を取るのか、あと2年です!

今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です!
いってらっしゃい!
