【H2Aロケット】有終の美飾る

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こんにちは!北の熱い講師オッケーです!

日本の主力大型ロケット「H2A」最終号機の50号機が、

6月29日午前1時33分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。

予定通り約16分後、国の地球環境観測衛星「いぶきGW」を軌道に投入しました。

打ち上げは成功し、〝名作〟と呼ばれた国産ロケットは有終の美を飾りました。

最期のH2Aロケット成功

打ち上げ後の記者会見で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の山川宏理事長は、

「長年運用してきたH2Aロケットが、役割を全うしたことは非常に感慨深い。

ご支援いただいた地元や全国の方たちに、打ち上げ成功をご報告できてうれしい」と

コメントしました。

50号機は当初、24日に打ち上げ予定だったが、直前に電気系統の不具合で延期をしていました。

部品を交換した上で29日に打ち上げました。

H2A/Bロケットの歩み

約30年に亘り、気象観測や測位、通信など日々の暮らしに役立つ実用衛星の打ち上げから、

国際宇宙ステーション(ISS)に物資を届ける補給船、宇宙や生命の謎を解き明かす探査機まで打ち上げました。

H2Aと強化型のH2Bの両ロケットは多種多様な衛星を宇宙まで届けました。

H2Aでは、気象衛星「ひまわり」を計4基打ち上げました。

先代のH2ロケットが1999年、後継機の打ち上げに失敗します。

日本の気象衛星が一時不在となっていたことから、

2005年にH2Aとして最初となるひまわり6号が無事軌道に投入されると、

気象庁関係者は喜びと安堵が交錯しました。

その後、日本版の全地球測位システム(GPS)を実現する「みちびき」も10~21年に計5基を投入に成功します。

17年には2カ月おきに3基続けて打ち上げた経緯があります。

2007年の13号機から三菱重工業に打ち上げ業務が移管されると、海外からも受注。

韓国の観測衛星やアラブ首長国連邦(UAE)の探査機、カナダ企業の通信衛星などを打ち上げ、後継ロケットのH3の商業受注にも道筋を付けることが出来ました。

探査機や天文衛星が大型化する中、月周回衛星「かぐや」や、小惑星「りゅうぐう」から砂などを持ち帰った「はやぶさ2」も軌道に届けました。

「SLIM」による日本初の月面軟着陸の一翼を担いました。

輸送能力を引き上げたH2Bは、物資補給機「こうのとり」(HTV)を9機連続でISSに届けました。

宇宙科学の粋を集めた、ロケットと科学者

2015年のISS滞在中にこうのとりを迎えた宇宙飛行士の油井亀美也さん(55)は、

「長い間活躍してくれた素晴らしいロケット。私たちが宇宙に行けるのは、(H2Bが)ISSに貢献した対価としてなので、その技術力には本当に感謝している」とコメントしました。

「科学の最先端」の技術の積み上げでの功績です。

世界にも誇れる技術です。

携わった技術者のみなさまに、改めて敬服いたします。

現在は、ごく普通に使っている「全地球測位システム(GPS)」は、

素晴らしい機能です。

気象衛星の打ち上げ成功により、「天気予報」の当たる率が、飛躍的に向上しました。

「H3」に、更なる飛躍を期待したいところですね!

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