こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、H3ロケット9号機の打ち上げを、8月10日午前4時から5時30分の間に、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表しました。
H3ロケット9号機は7日の打ち上げが予定されていましたが、台風13号接近の影響で延期が発表されていました。
追伸8月9日
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月8日、10日に予定していた国の大型基幹ロケット「H3」9号機の打ち上げを11日に延期すると発表しました。
10日の気象条件が整わないためとしています。
🚀 H3ロケットの再起:どこで証明されたのか
8号機失敗(2025年12月)からの復活
H3は8号機で、衛星搭載アダプター(PSS)の剥離が原因とみられる重大な失敗を経験しました。
9号機ではこの問題に対し、接着方式からボルト・ナットによる「ファスナー結合方式」へ全面変更し、強度試験も完了。
これは、JAXAが失敗原因を正確に突き止め、構造的な再発防止策を実装したことを示します。
6号機での“再起動”成功(2026年6月)
8号機の失敗後、H3は6号機で飛行を再開し成功。
ただし6号機は「試験機」であり、実用衛星ではありません。
本当の意味での“信頼性回復”は、実用衛星を搭載する9号機で成功するかどうかにかかっています。
ロケットには日本版GPSと呼ばれる準天頂衛星システム「みちびき7号機」が搭載されます。
打ち上げ成功の意味することは?
H3ロケット9号機の打ち上げ成功は、単なる「ロケットが飛んだ」というニュースではありません。
日本の宇宙開発、そして安全保障・産業競争力にとって、大きな意味があります。
特に重要なのは、次の5点です。
「8号機失敗」からの信頼回復
H3は8号機の打ち上げに失敗していました。
その後、原因究明と対策を進め、今回9号機の成功につなげました。
つまり今回の成功は、
「失敗をしても、原因を究明し、改善して、再び成功させる」
という日本の技術力を示すものです。
日本の「宇宙への輸送力」を証明
ロケットは、人工衛星を宇宙へ運ぶ「宇宙への運送手段」です。
H3が安定して打ち上げられるようになれば、日本は外国のロケットに頼らず、自国で衛星を宇宙へ送り出す能力を維持できます。
これは、通信・測位・気象観測・災害対策など、私たちの生活にも直結します。
「みちびき」が、さらに身近になる
今回搭載されたのが、準天頂衛星システム「みちびき」の7号機です。
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局による衛星測位システムで、GPSを補完する役割を持っています。
将来的には、自動運転、農業の自動化、ドローン、測量、物流など、「位置情報の精度」が重要になる産業を支える基盤になります。
日本の「宇宙ビジネス」への追い風
H3が信頼性を高め、安定的に打ち上げられるようになれば、国内だけでなく海外からも「日本から衛星を打ち上げたい」という需要を取り込めます。
これは、ロケットそのものだけではなく、
部品メーカー → 衛星メーカー → IT → 通信 → 測位 → 新しいサービス
という幅広い産業への波及効果が期待できます。

そして「失敗から学ぶ」というビジネスの教訓
私は、ここがビジネスにもつながる一番面白いポイントだと思います。
H3の歩みは、決して順風満帆ではありません。
8号機の失敗もありました。
しかし、そこで終わらず、原因を追究し、改善し、再挑戦する。
実際、文部科学省も8号機失敗後の原因究明・対策を経て、今後は打ち上げ実績を積み重ねて国内外の信頼を取り戻すことが重要だとしています。
「失敗しないこと」よりも、「失敗を次の成功につなげること」。
これはロケット開発だけではなく、仕事にも通じる大切な考え方です。

今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です!
いってらっしゃい!


