こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
ビジネススキルとして、『先を読む力を養え!』という言葉が、よく出て来ます。
将棋・囲碁の世界では、『どこまで読み切れるか!』が❝肝❞と言われるそうです。
「史上初の偉業を成し遂げた」男が現れました。
『藤井聡太』弱冠?21歳です!
ご立派!!です!
「将棋」を知らない方々が圧倒的に多いと思いますが、
名前を知っている方は少なくないと思います。
藤井聡太七冠、偉業の八冠達成
第71期将棋王座戦(日本経済新聞社主催、東海東京証券特別協賛)の五番勝負第4局が昨10月11日、京都市のウェスティン都ホテル京都で指されました。
午後8時59分、138手で後手の挑戦者、藤井聡太七冠(21)が永瀬拓矢王座(31)を破り、3勝1敗で「王座」のタイトルを奪取しました。
藤井新王座は将棋界に8つあるタイトル全て(八冠)を同時に制覇する史上初の偉業を成し遂げました。
対局を終えた藤井八冠は、取材にこう答えました。
「(八冠に)見合った力があるかと思うとまだまだだ。本当に苦しいシリーズで結果は幸いしたが、この経験を糧に実力をつけていかないと思った」と。
将棋のタイトルは「王座」ほかに「竜王・名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖」があります。
全部獲ってしまった!ことになります!凄っ!
藤井八冠は今回の王座戦を含め登場した18回のタイトル戦全てを制しています。
21歳2カ月での王座獲得は最年少記録の達成となりました。
将棋界で三冠以上の全冠制覇を達成するのは升田幸三実力制第四代名人、大山康晴十五世名人、羽生善治九段(53)に次いで4人目となりました。
1996年には、25歳の羽生善治九段が当時の全冠に当たる七冠を独占した際に、将棋界では空前絶後といわれた経緯があります。
藤井八冠はプロデビューから7年で羽生九段を超える金字塔を打ち立てたことになります。
「藤井聡太」人物像
将棋界では、藤井八冠を、「詰め将棋で鍛えた終盤力を武器」に中学生時代から「逸材」といわれていました。
「読みの速さ、深さ」はトッププロの中でも、ひとつ抜けていたらしいです。
プロ入り前から将棋AI(人工知能)を研究に取り入れ、最先端の戦型にも詳しいそうです。
藤井八冠は2002年、「せともの」の街で有名な愛知県瀬戸市生まれ。
16年、史上最年少の14歳5カ月で四段に昇段しプロ入りします。
デビューから連勝を続け、17年には歴代最多の29連勝を記録。
世の中に「藤井フィーバー」を巻き起こしました。
その後も、8割を超える高い勝率を維持し、2020年の棋聖戦では史上最年少の17歳11カ月で初タイトルを奪取します。
2021年にはタイトル通算3期の規定により最高段位の九段に昇段。
2023年6月には20歳10カ月で名人を獲得し、最年少名人の記録を約40年ぶりに塗り替えました。
裾野を広げ、スポンサーを招き入れる
藤井八冠の活躍はファンの裾野を広げ、将棋界に新たなスポンサーを招き入れています。
業界に、大きな資金が集まって来ています。
すでに、不二家は叡王戦を主催し、東海東京証券(王座戦)の他、伊藤園(王位戦)、綜合警備保障(ALSOK、王将戦)、コナミグループ(棋王戦)などが、特別協賛社としてタイトル戦を支援しています。
サントリー食品インターナショナルが主催する準公式戦「オールスター東西対抗戦」、立飛ホールディングスが特別協賛する公式戦「達人戦」といった新棋戦も生まれています。
藤井八冠個人としては、不二家、サントリー食品インターナショナル、日本AMDがスポンサー契約を結んでいます。
個人スポンサーの契約金は公表されていませんが、2022年に藤井八冠が獲得した賞金・対局料は1億2205万円にのぼります。
今年の2023年には、羽生九段が1995年に獲得した史上最高額1億6597万円を上回るのは確実であろうと言われています。
みなさんご存じですか?
戦いの宿は、地域ナンバーワンクラスの宿であり、その宿にとっては、大きな宣伝になります。
さらには、休憩中に出て来る、お菓子?デザート?
正確にいうと、棋士が「メニューから選ぶ」のですが、
それが、提供(選ばれた)企業にとっては、「看板商品」になるのです。
「ビッグビジネス」になるのです。
先を読む力を養え!
前述の言葉です。
棋士は、100手以上を読むそうです。
素人は、そのしぐさを観て、(お茶飲んだり、お菓子食べたり、扇子で仰いだり、、)
「何しているんだあ~~?」と思うでしょうが、、、「読んでいるのです!」
頭の中に盤を置いて、打っているのです!それも、100手以上も!
凡人には出来ませんね!
まして、タイトル戦は、通常、2日間かけるのです!
なので、1日目の最後に、「封じ手」と言って、「次ぎ一手」を書いて封をして、立会人に渡すのです!
2日目の朝、立会人が、前日渡された「封じ手」を封を開けて読み上げて、始まるのです。
「先を読む」
みなさん、ビジネスにおいて、
どこで(ポジション)
今から(スタンス)
なにを(ターゲット)
どうしたい(ゲット)のかを、
「時間をかけていますか?」
「考えられる戦略戦術を出し尽くしていますか?」
今一度、「お茶」したほうが、いいのでは?
今日を明るく元気に行きましょう!
お仕事お疲れ様です。
いってらっしゃい!