【発想の転換】が必要です-イノベーター理論-

マネジメント

こんにちは 北の熱い講師オッケーです!

発想の転換

今日は、「発想の転換」のお話です。

言葉でいうのは、簡単で、、
どこかの社長さんが挨拶などでよく使う言葉だと思います。
先ずは、どう発想していくかだと思うのです。

オッケーの頭に、最近記憶に残った話、3話を紹介します。

「出来るかどうかではなく、出来るにはどうするべきかを」考えること

体操の金メダリスト、内村選手の言葉です。
確か、今春の大会で、インタビューに答えた言葉だったと思います。
MCが”オリンピックの開催の是非論議をどう思うか”に答えた言葉です。「一歩前に出て思考する」こと。
その場で、グチグチ考えるだけで、様子見をしている人の多い中で、
結果イメージをしっかり持って行動していくこと。

カニカマは偶然の産物

皆さんご存じの、カニ風味のかまぼこです。
お弁当のおかずの定番の品?ですよね。
かまぼこの原料である、スケトウダラを使った食品を模索していたところ試食を繰り返していた時に、スタッフの一人が、
”この食感はカニだ”と言った一言が始まりだとのことです。
通念の上で思考しない。先入観を捨てること。

覆水盆に返らず

”金継ぎ”と言う言葉をご存じですか、
伝統工芸の技です。茶碗、花器などの割れたものを修復を行うにあたり”漆”を使って接着し、さらに金粉などをかける技法です。
本末転倒?金継ぎの品のほうが価値が高いものが存在します。
”唯一無二”に結果としてなってしまうことで、価値が生まれる。
あ~ぁ!割っちゃった!っていう思考、普通ですよね。
だから、”後悔の念”しか残らない。
何とかならないだろうか的思考がそこで生まれる。
一歩進めてすることは、糊系で接着して形にすることですが、
そこで、延長線で思考するのではなく、
「新たな価値」を産み出す思考を持つこと。

上記3つの話の共通点は、「その場所に止まっていないこと」

そこで、発想のヒントです。

イノベーター理論です

基本、「BtoB」の話となってしまいますが、、
新しい製品やサービスを普及させるためには、市場そのものを大きくするための戦略が必要となります。
その市場への普及率に関する理論がイノベーター理論です。
イノベーター理論とは、新しい製品、サービスの市場への普及率を表したマーケティング理論です。
スタンフォード大学のエヴェレット・M・ロジャーズ教授が『イノベーション普及学』という著書の中で 1962年に提唱した理論です。
イノベーター理論では、普及過程を5つの層に分類し、それを基にマーケティング戦略、市場のライフサイクルについて検討することが不可欠であると唱えています。
5つの層で異なる価値観や商品への関心度が変わります。
たとえば、
イノベーターは好奇心が旺盛であり、先進性を好みます。
アーリーアダプターは積極的に情報収集し費用対効果を重視します。
アーリーマジョリティは効果を重視し実績を重んじます。
市場ごとに求められるものが大きく異なります。
・イノベーター理論の5タイプ毎の割合
イノベーター:2.5%
アーリーアダプター:13.5%
アーリーマジョリティ:34%
レイトマジョリティ:34%
ラガード:16%
現在の普及率からどの市場にあり、どのようなプロモーションを打つべきかなど逆算し検討することができます。
特に注意すべき、”キャズム”という”深い溝”が、アーリーアダプターの後に存在する(マーケットの16%を超えた地点)と言われています。
ここを超えていかなければ、ビジネスになり難いと言われています。
イノベーター理論を使用することで最適なマーケティング施策を構築することができると思います。
新しいものを積極的に導入するイノベーターと、保守的で伝統的なものしか採用しないラガードでは価値観が違うので、段階毎にその層に適したアプローチを行うことがマストとなります。
新たな製品、サービスをマーケットに投入する、または現在進行形で、新製品の普及に努めている企業の方は、是非このイノベーター理論を知識として役立てていただきたいと思います。

いかがでしょうか!

大事なことを忘れていました~
心構えです!

「自分の中の常識を、一旦、外すこと」だと思います。
自分では出来ることではないので、他人の力を借りることです。
”コミュニケーション”を繰り返すことです。

絶えず頭を柔らかくしておきましょう。

今日を明るく元気に行きましょう。

行ってらっしゃい!