こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
12日は「レトルトカレーの日」だそうです。
発売から56年 備蓄も簡単、非常食に最適な最強品だと思います。
カレーの日
今もスーパーで売られている「ボンカレー」が発売されたのが1968年2月12日。
世界初の市販用のレトルトカレーで、製造元の大塚食品が制定し、日本記念日協会が2007年に認定・登録したのだとのこと。
「ボンカレーの日」とも言うらしいです。
ちなみに2022年には世界最長寿の「レトルトカレーブランド」としてギネスの世界記録にも認定されたそうです。
レトルト食品誕生秘話
そもそもレトルト食品は、どんなきっかけで生まれたのでしょう。
米国の陸軍研究所が1950年ごろに研究に着手したのがきっかけだそうです。
軍隊で食べる食事や宇宙計画の食料として使えないか、と研究・開発されたそうです。
レトルト食品が世界で知られるようになったのは、1969年に打ち上げられた月面探査船「アポロ11号」になります。
「牛肉、ポトフなど5品目」として積み込まれ、宇宙で食べられたとのこと。
と言うことは、ボンカレーはアポロ11号より早い発売だったのです!
大塚食品がレトルトカレーを作ろうとしたきっかけは、社員が米国の専門雑誌で見た真空パックのソーセージだったそうです。
60年代にまだ珍しかったカレーを同じ仕組みで販売できないか、と思いついたのが始まりだとのこと。
アポロ計画で商品化は進んだかと言うと、そうでもなかったようです。
欧米でも60年代から70年代にかけ、実用化されましたが、商品としては育たなかったようです。
要因は、欧米は大型の冷蔵庫が早くから普及し、常温保存の必要性が高くないことや、オーブンでの加熱調理が基本だったことが影響していると言われています。
日本でも食堂のカレーが100円程度だったのに、ボンカレーは80円だったので、高いイメージから、小売店からの評判もよくなく、当初は苦戦したようです。
今はスーパーに行くと、いろいろなメーカーのレトルトカレーがあるので、どれを選んでいいか迷ってしまいますね。
ほかにも有名店のカレーや全国各地のご当地カレーなどもレトルト食品として販売されるようになっていますね。
レトルトの技術
そもそもレトルトの仕組みはどうなっているのかと言うと。
レトルトの特徴は常温で長期間の保存が出来ることにあると思います。
しかも賞味期限が長いのに保存料は含まれていない。
実はこの技術、瓶詰めや缶詰と同じように、密封・加圧・加熱することで殺菌している技術にあります。
ただ、レトルトの包装材は缶や瓶より弱い。
包んでいるパウチは試行錯誤を重ねており、商品化後も材質や構造は何度も見直されているとのこと。
発売当初はお湯で温めて食べていたけど、今は電子レンジでも温められるようになった商品もありますよね。
最強の非常食品
元日に発生した能登半島地震で、レトルト食品は非常食として役立っています。
レトルト食品は調理済み食品なので、温めなくても食べられる。
常温保存でき、必要な分を必要な量だけ準備できるから、災害時の食品としては適しています。
ローリングストック
日常的に食べている食品を備蓄し、定期的に消費し、食べた分を買い足すことを「ローリングストック」と言います。
電気、ガス、水道が3日止まったことを想定して1人9食分を用意するといいとされています。
レトルト食品はさまざまな種類があるから、食品備蓄はそう難しくはないですね。
懐かしい味、時には味見をする
「ボンカレー」を持っていた女優さんは、ご健在であろうか?
テレビ、新聞、ブリキ看板で印象付けられましたね。
昭和の方々には、鮮明に記憶があると思われます。
久しぶりに、買って、食べませんか!
飽食の時代ですが、たまには、カップ麺から変えて、「さとうのご飯」と一緒に食べて、ローリングストックをしましょう。
!災害用備蓄をしておかないといけませんね!
防災意識を高く持ちましょう!
今日を大切に明るく元気に行きましょう!
3連休最終日ですね!有意義に過ごしましょうね!
お仕事の方、いってらっしゃい!