【ニセコ開発】倶知安・花園地区 広い土地、新幹線や高速道そば

地域活性

こんにちは!北の熱い講師オッケーです!

「観光立国北海道」+「外国資本進出」+「労働力不足」など・・・

いろいろな問題が絡んでいる問題です。

アイキャッチ画像:花園地区で昨年12月に開業したホテル「ニッコースタイルニセコHANAZONO」北海道新聞掲載

ニセコ地域のリゾート開発

地図提供:北海道新聞社

ニセコ地域のリゾートエリアの一角、後志管内倶知安町の花園地区が大規模開発の舞台として存在感を高めています。

この5年で外資系企業による新規計画が相次ぐ中、2026年秋には1700人近くを収容できる複合リゾートの工事も始まる計画です。

未開発の土地が多い上、駅やスキー場へのアクセスの良さが好感されています。

複合リゾート計画を進めるKAKERU特定目的会社のチー・ユエン代表は、

「シンガポールや香港、タイなどアジアからの家族連れを中心に、通年型リゾートを目指す」

とコメントしています。

同社が開発する「ニセコ花園ヴィレッジ(仮称)」は、高級ホテルやコンドミニアムを整備する計画です。

顧客ターゲットの富裕層向けに、小規模ゲレンデやレストラン、温泉も設ける。

ニセコ地域の主要スキー場の一つで、香港の不動産大手PCPDが保有する「ニセコHANAZONOリゾート」は車で約5分の距離です。

外国資本の積極的進出

倶知安では約20年前から、ニセコ東急グラン・ヒラフスキー場があるひらふ地区の開発が活発化。地価は高騰し、売り出される土地も減っています。

一方、花園地区は広い土地が残り、北海道新幹線の倶知安駅や建設中の高速道路の出入り口に近い。

新幹線の札幌延伸は延期となったが、将来を見越せば交通アクセスは良くなる。

インフラ整備などの課題があっても「これからの開発の中心になる」(中堅ゼネコン)との見方は根強い。

実際、花園地区では、20年に世界的ラグジュアリーホテル「パークハイアット」が開業しています。

昨年12月には234室のホテル「ニッコースタイル」もオープンしています。

香港系によるコンドミニアムの分譲なども進んでいるようです。

世界的に有名になったスキー場

ニセコ地域の主要4スキー場の昨年12月~今年3月のリフト・ゴンドラの延べ輸送人員は1千万人の大台を突破しています。

PCPD【PCPD(Pacific Century Premium Developments Limited)は、香港を拠点とする不動産開発会社で、アジア各地で高級不動産やリゾート施設の開発・運営を手がけています。ニセコでは特に「ニセコHANAZONOリゾート」や「パーク ハイアット ニセコHANAZONO」の開発・運営で知られています。】には、HANAZONOリゾートに近いワイススキー場(休止中)を索道でつなぐ構想もあるとのこと。

スキー場開発とも連動し、花園地区の集客力が高まる公算は大きいと関係者は見ているようです。

複合リゾート開発計画

また、世界的な高級ホテル「カペラ・ホテルズ&リゾーツ」を中心とした複合リゾート開発が2026年にも着工することが分かっています。

ホテルやコンドミニアムなど延べ床面積約11万平方メートルと、ニセコ地域のリゾート開発では最大規模となりそうです。開業時期は明らかにされていません。

計画名は「ニセコ花園ヴィレッジ(仮称)」としました。

予定地はJR倶知安駅から西側に約2.5キロの同町花園地区で、敷地面積は約42万4900平方メートル。

地上3階、地下1階のホテル2棟やコンドミニアム3棟のほか、約30棟の分譲別荘で構成する見通し。敷地内では温泉を掘削し、プールも整備する計画です。

シンガポールの不動産投資会社などからなるKAKERU特定目的会社が開発。

計画は20年に明らかになり、25年の全面開業を予定したが、道路の一部が建設されただけで工事を休止していた。開発者側は休止理由などを明らかにしていません。

「カペラ」はシンガポールを拠点に、バンコクや上海などでラグジュアリーホテルや高級リゾートホテルを運営している企業です。

外資系企業の進出に対しての問題点とは

ニセコにおける外資系企業の進出は、地域経済に活力をもたらす一方で、いくつかの問題点も浮き彫りになっています。

ニセコも「成長痛」を抱えています。

主な問題点を挙げると、

  1. 地価・物価・家賃の高騰
    外資による投機的な不動産投資が進み、土地価格が急上昇。これにより、地元住民の生活コストが増加し、特に若年層や高齢者にとって住みにくい地域になりつつあります。
  2. 地域コミュニティとの乖離
    外国人観光客や労働者の増加により、地域の文化や生活習慣との摩擦が生じることも。ゴミ出しのルールや騒音など、日常的なトラブルも報告されています。
  3. 観光依存と経済の脆弱性
    外資に依存した経済構造は、投資の引き上げや企業の経営破綻によって地域経済が大きく揺らぐリスクをはらんでいます。実際に、中国系リゾート企業の経営破綻が報じられ、「ニセコバブル崩壊」の兆しとも言われています。
  4. 開発コストの上昇とプロジェクトの停滞
    建設資材や人件費の高騰により、いくつかの開発プロジェクトが中止・延期に追い込まれています。銀行の融資条件も厳しくなり、新規参入が難しくなっている状況です。

このように、ニセコは「世界的リゾート」としての魅力を保ちつつも、地域の持続可能性や住民の暮らしとのバランスをどう取るかが問われています。

本当に、「雪質」は「世界一のパウダースノー」です!

今日を大切に明るく元気に行きましょう!

お仕事の方、お疲れ様です!

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