こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
2025年の中秋の名月(十五夜)は、10月6日(月)です。

ちなみに、この日は満月ではなく、満月は翌日の10月7日(火)になります。
でも、見た目はほぼ満月で、秋の澄んだ夜空に浮かぶ月はとても美しいですよ。
月の高さもちょうどよく、見上げるのにぴったりな季節なんです。
すすきや団子を供えて、月に感謝する風習も素敵ですよね。
皆さんは、どんな風にお月見を楽しみますか?
秋は、日本酒🍶で、ちびちびとやるのも、風情がありますよ!
オッケーの田舎の地酒が受賞しました!喜!
新酒鑑評会で金賞受賞

詳細を言いますと、
札幌国税局新酒鑑評会の純米酒の部で金賞を受賞しました。
令和6酒造年度 札幌国税局新酒鑑評会です。
純米酒の部で、金賞を受賞致しました。
「北の錦」「小林酒造」百十数年続けて来た
現蔵での最後の酒造年度での金賞受賞とのことです。
是非とも「北の錦小林酒造」の「日本酒」をどうぞ!

詳細は公式ホームページはこちら👇
「日本酒」と「清酒」
そもそもですが、「日本酒」と「清酒」、ふだんはその違いをあまり意識していないかもしれませんね。
一般的には同じような意味合いで使われることが多いと思いますが、厳密には異なります。
ということで、「日本酒」と「清酒」の定義を紐解きながら、違いを覚えましょう。
清酒、清酒の定義

写真提供:Nishihama/Shutterstock.com
一般的には「清酒」という表現よりも、「日本酒」という表現を使う場合が多いと思われます。
日本酒は酒税法上では「清酒」に分類されています。
そして「清酒」の定義(概要)は、酒税法第3条第7号により次のように定められています。
清酒 次に掲げる酒類でアルコール分が22度未満のものをいう。
イ 米、米こうじ、水を原料として発酵させて、こしたもの
ロ 米、米こうじ、水及び清酒かすその他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの(その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が米(米こうじを含む。)の重量の100分の50を超えないものに限る。)
ハ 清酒に清酒かすを加えて、こしたもの
とあり、これらの定義から外れるものは酒税法上「清酒」とは認められません。
その他政令で定める物品とは、醸造アルコール、焼酎、ぶどう糖、その他の糖類、有機酸、アミノ酸塩、または清酒があり、その重量が米・米こうじの重量の50%を超えない範囲という条件つきで使用を認められています。
「清酒」の定義のポイントは、『米、米こうじ、水を原料として発酵させたのちに、「濾す」という工程を経ているかどうか』ということ!です。
つまり、発酵したままの「もろみ」のまま濾されていないもの(透きとおったお酒の部分と酒粕に分けていないもの)は「清酒」には分類できないこととなっています
日本酒の定義

写真提供:Nishihama / Shutterstock.com
「日本酒」は「清酒」のなかでも純国内産のもの
「清酒」は大まかに言うと「米、米こうじ及び水を原料として発酵させて、こしたもの(アルコール分が22度未満のもの)」でしたね。
それでは「清酒」と「日本酒」の違いはどんなものなのでしょう?
国税庁資料には、「日本酒」とは、『米、米こうじ及び水を主な原料として発酵させてこした「清酒」のうち、「原料の米に日本産米を用い、日本国内で醸造したもののみ」を言う』
詳細はこちらから👇 ( https://www.nta.go.jp/taxes/sake/hyoji/chiri/pdf/0020006-141.pdf )
と記載されています。
たとえ「日本酒」と同じ製法で造られても、アメリカ、イギリス、フランスなど海外で造られたり、
日本国内で造られても海外産の米を原料に用いたものは
「日本酒」という呼称を使うことは出来ず、「清酒」「Sake」と表現(表示)されるのです。
これは、2015年(平成27年12月)に、国税庁が国レベルの地理的表示(GI)として
「原料の米に国内産米のみを使い、かつ、日本国内で製造された清酒のみが、日本酒を独占的に名乗ることができる」
と指定したもので、「日本酒の歴史的・文化的背景等を根拠として、日本が長年育んできた日本酒の価値を保全」していくものです。
なお、酒類の地理的表示制度として国税庁は、「酒類や農産品において、ある特定の産地ならではの特性(品質、社会的評価等)が確立されている場合に、当該産地内で生産され、生産基準を満たした商品だけが、その産地名(地域ブランド)を独占的に名乗ることができる制度」と定義しています。
「日本酒」が地理的表示として指定されたことで、海外展開における差別化と、ブランド価値向上が期待されますね。
「清酒」の種類は「特定名称酒と普通酒」に大別
「清酒」は、大きく特定名称酒と普通酒(一般酒)の2つに分けられます。
特定名称酒には一定の条件が定められており、この条件から外れるものはすべて普通酒となります。
特定名称酒は、さらに純米酒系、吟醸酒系、本醸造酒系の3タイプ8種類に分類されます。
◇純米酒系:純米酒、特別純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒
◇吟醸酒系:吟醸酒、大吟醸酒、
◇本醸造酒系:本醸造酒、特別本醸造酒
特定名称酒それぞれの大きな違いは、原料である米の精米歩合の違いによるものです。
精米歩合の条件は以下のように規定されています。
◇精米歩合50%以下:大吟醸酒、純米大吟醸酒
◇精米歩合60%以下:特別純米酒(※)、純米吟醸酒、吟醸酒、特別本醸造酒(※)
◇精米歩合70%以下:本醸造酒
◇精米歩合の規定なし:純米酒
特定名称酒はすべて、こうじ米使用割合(白米の重量に対するこうじ米の重量の割合を)が15%以上と規定されています。
なお、純米酒系以外の吟醸酒、大吟醸酒、本醸造酒、特別本醸造酒には、白米の重量の10%以下の醸造アルコールの添加が認められています。
(※)特別純米酒、特別本醸造酒の精米歩合は60%以下、または特別な醸造方法と定義されています。

たまには、ポン酒で一献
「日本酒」と「清酒」の違い、改めてそれぞれの定義を知ると、豆知識として誰かに話したくなりますね!笑
秋の夜長の一献は、からだ全身に、「かぁ~~~!」と熱さが来る「ポン酒」がおすすめですよ!

今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です!
いってらっしゃい!
