貴方の会社の「強み」は?ーSWOT分析ー

マネジメント

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

今日は、客観的事業課題抽出によく使われる、「SWOT分析」についてのお話です。
企業活動において、一番有名であり、各業界で使われる分析方法です。

SWOT分析

自社の「強み」「弱い」という話は、日常的に出てくる話です

その時に、下図の無地のフォーマットを使って、
客観的・論理的に考察する癖をつけると良いのではないかと思います。

自社(内部環境)の強み
たとえば、解り易いところで、「特許を持っている」「登録商標がある」
「熟練した社員の組織である」など
「積極化戦略」を取るのが定石です。

自社(内部環境)の弱み
「業界では後発組である」「業務レベルが属人的なところが残っている」
「先行投資額が不足している」など
「差別化戦略」を取るべく、企画部隊を動かす。

社会情勢・外部環境の機会
経済状況的に「ニーズの高まりが起きている」「画期的な業界の進化が進んだ」など
「段階的施策」を練ることです。

社会情勢・外部環境の脅威
品質の画期的新商品が発売となり「自社に購入ルートがない」
「業界トップ企業が資本を注入して来た」など
「専守防衛」「撤退」を視野に入れる必要があります。

企業が経営戦略を策定する際には、
自社を取り巻く業界の状況と自社の資本投下の可能性の両面からの分析が不可欠です。
その両面から統合的にアプローチ可能なフレームワークが「SWOT分析」です。

一見、業績がプラス要因になりそうな外部環境の変化でも、
必ずビジネスチャンスとなるとは限りません。
それは、競合他社にとっても同じ条件となり得るからです。
どんな点が競合より勝っているのか、変化への対応力が鍵となります。

競合他社に負けない戦略が立てられる

テンプレートを活用してSWOT分析をしてみてください。

いかがでしょうか!
「強み」の抽出はじっくりと俯瞰した見方が必要です。
ここを見誤ると、土台から崩れてしまいます。

「弱い」の要因はスピード感が必須です。
リスクに直結する場合が多く、断腸の思いで、スパッ!と断ち切る勇断も
必要です。

外部環境も、各種の分析方法で調査を行うことも重要です。
特に、ターゲットマーケットをどう想定するのかが、
経営上の成功・失敗に大きく左右します。
分類の仕方も重要です。
地域・人口・性別・年代・志向・趣味・所得・家族構成 などなど。


優位を維持・確保するために、日々研究と組織の活性化が必要ですね。

今日を明るく元気に行きましょう!

行ってらっしゃい!