こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
久しぶりに、札幌駅前開発の話です。
札幌駅総合開発株式会社とは
札幌駅総合開発株式会社は、札幌市中央区に本社を置く企業で、JR北海道グループに属しています。
この会社は、JR札幌駅直結の複合商業施設「JRタワー」の運営を中心に、商業施設やオフィスの賃貸、警備や清掃、保守・修繕業務などを手掛けています。
具体的には、「札幌ステラプレイス」や「アピア」といった施設を管理し、多様なニーズに応えたサービスを提供しています。
元々、1997年に「札幌駅南口開発株式会社」として設立され、2005年に現在の名称へ変更されました。
現在は北海道新幹線の延伸計画を含めた札幌駅周辺の再開発にも取り組んでおり、新たな商業施設の建設も進めています。
札幌の都市発展と密接に関わりながら、「安心・満足・感動」を理念として掲げている会社です!
札幌駅のエネルギーを感じられる会社として魅力的ですね。
札幌駅総合開発の業績が好調
JR北海道(本社・札幌市中央区)グループの2024年度決算が、2025年5月に発表されました。
グループの中では、札幌駅総合開発(同・同、JR北海道の持ち分比率63%)の業績が好調でした。
営業利益は、子会社全体の20%を稼ぎ、純利益は、25%を占めています。
2024年度(2024年4月1日~2025年3月31日)決算詳細

上記の通り、JRタワーやJRタワーオフィスプラザさっぽろ、札幌ステラプレイスやアピアなどが主な施設です。
2024年度(2024年4月1日~2025年3月31日)は、2022年9月末に閉館した「パセオ」、2023年8月末に閉館した「エスタ」が、フルで決算に影響する年度となったわけですが、
売上高は、134億9200万円と前期比9・5%減となったものの、本業で稼ぐ営業利益は、18億100万円と8・1%の営業増益になっています。
経常利益は、21億8600万円となり、5・5%増、純利益は、15億2700万円で、5・8%増だった。
ここ数年の推移
「パセオ」「エスタ」を運営していた当時の2021年度は、コロナ禍の影響もあったが、売上高は、173億8000万円を計上していました。
単純計算でいけば、2館閉館により減収は、約39億円になります。
しかし、営業利益を見ると、2021度は、14億7600万円だったが、2024年度は、前出のように18億100万円で、当時と比べて22%上昇しています。
2023年度は、その前の期に比べて6・3%の営業減益となったものの、2024年度は盛り返した決算となっています。
2館閉館の影響を、「札幌ステラプレイス」と「アピア」の好業績による、賃貸収入増で補っているという見方も出来ます。
2024年度のJR北海道子会社合計の営業利益は86億9000万円、純利益は62億4400万円となっています。


札幌駅直結の強み
札幌駅総合開発は、営業利益、純利益ともに子会社で一番の稼ぎ頭になっているということですね。
「パセオ」後継の商業施設は、2028年冬頃に開業する予定で、それまでの間は、「ステラプレイス」と「アピア」が、引き続き業績の牽引役を担いそうです。
やはり、駅直結での「人流」は凄いものがあります。

今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です!
いってらっしゃい!
