こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
何か、今更、改めて聴かされても、ダメ押し感が漂っているだけに感じてしまうのです。
北海道新幹線、30年度の札幌延伸が困難
北海道新幹線の建設を担う鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、
予定していた2030年度末の札幌延伸が困難になったと公表しました。
トンネル工事が難航していることが主な要因で、
機構は開業の遅れは「数年単位」になるとの見通しを示しています。
これを受けて国土交通省は、有識者会議で新たな開業時期の目標の検討を始めました。
斉藤鉄夫国交相は「今後の見通しをできるだけ早期に示せるよう努めていく」と強調しています。
会議では、新技術の活用などを通じた工期の短縮策も議論するとのことです。
工事難航の主要因
北海道新幹線は、新青森―新函館北斗間(約149㌔)が16年3月に開業しています。
新函館北斗―札幌間(約212㌔)の延伸区間では約8割を占めるトンネルで工事が難航しています。
機構によると、巨大な岩の塊が見つかったり、地質不良への対応が必要になるなど、一部で3~4年遅れている状況とのこと。
さらには、今年度から始まった建設業の時間外労働の上限規制の影響も懸念されています。
延伸時期のめどが立たない
延伸時期のめどが立たないことは、30年度の開業を前提にまちづくりを計画していた道内の沿線自治体に影響をあたえるのは明らかなこと。
駅前の再開発や民間投資が進む札幌市の秋元克広市長は「(地元が)非常に混乱している」と懸念を示しました。
経営難から国の財政支援を受けるJR北海道は、延伸による新幹線の収支改善などを通じて31年度に経営自立することを目指していたが、この目標を見直す方針とのこと。
この他、30年度開業とした目標設定の妥当性も問われそうです。
そもそも、この目標は15年の政府・与党合意で、当初予定の35年度から前倒しする形で決まったもの。
斉藤国交相は15年当時、岩塊や地質不良は「想定されていなかった」と説明。
機構の藤田耕三理事長は、工事上の技術的な検討が十分になされる前に開業目標が決まる仕組みについて「今後の問題として改善する必要がある」と指摘しました。
5年先が見えない!
ご承知の通り、当初は2035年の開通計画であったものが、2030年に札幌五輪開催機運が高まり、計画を前倒しした経緯があります。
工事関係者の方々は、昼夜を通して工事を進めていたという話もあります。
ある意味で、29年開通目標が消えた今、足が地に着いた業務に戻って安心しているとも、漏れ聞こえてきます。
「8割がトンネル」という、「最新技術を駆使して進めなければならない工事」と、
関係者は、事あるごとにコメントをしています。
本当に3~5年で、高い山が続く岩盤を崩すことが出来るのでしょうか?
札幌駅前再開発も棚にあがる?
「新幹線札幌駅」を始めとする周辺地域の開発に、大きく影響する事案です。☟
「札幌五輪」開催の30年には開業するロードマップ自体に変更が起きるのは必定です。
今の時点でさえ、「千歳ラピダス」工事の影響で、土木建築関係者の人数が足りない状況であると聞いています。
経営者目線で観た場合に、「そもそも、3年5年先まで、この経営を持たせなければならない」というミッションを、どうクリアして行くかを「五里霧中」で進まなければならないわけです。
死語ですかね、、、『試される大地』です!
今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です。
いってらっしゃい!