【カーリング】正真正銘のコミュニケーション

コミュニケーション

こんにちは! 北の熱い講師 オッケーです!

北京冬季オリンピック、毎日、TVのチャンネルを変えながら、
朝から夜遅くまで、応援されていらっしゃる方も多いと思います。
【カーリング女子予選】10か国総当たり戦で、勝敗上位4チームの
準決勝進出が決まります。
で!
『おめでとうございます!準決勝進出!』
これ言いたくて、書いています!!はい!笑!

ここまで来るのに、いろいろあったようですよ!

カーリング競技

石ぶつけゲームです。笑!

氷上のチェス

高度な戦略が必要とされ、その理詰めの試合展開から<氷上のチェス>とも言われるカーリング。
競技時間が2,3時間と長く、<頭脳戦>ともいわれる気力と、秒速のブラッシングを行う体力とを使うウィンタースポーツです。
4人ずつ2チームで行われ、目標とする円をめがけて各チームが交互に8回ずつストーンを氷上に滑らせ、ストーンを円の中心により近づけたチームが得点を得る。これを10回繰り返し、総得点で勝敗を競うというもの。
ストーンの直径は約29 cm以下である。また、高さが11 cm 以上、重量は約17 – 20㎏と決められています。結構大きく重たいものですよね。

スポーツマンシップとフェアプレー

ゴルフと同じく本来は審判員が存在しないセルフジャッジ競技であり、スポーツマンシップが重要視されています。
相手チームの失策を喜んだり、そのような態度を示すことは、慎むべき行為として忌避されます。
途中のエンドの終了時に自チームに勝ち目がないと判断したときは、潔く自ら負けを認め、それを相手に握手を求める形で示すという習慣(コンシード)もフェアプレーの表れの1つです。
勝ったチームも、抱き合うなどして喜びを表現する前に相手と握手することとフェアプレイに徹しています。

正真正銘のチームスポーツ

チームスポーツであるためコミュニケーション能力が重要です。
ロコソラーレ メンバーは
藤澤五月(スキップ/株式会社コンサルトジャパン)
吉田知那美(サード/ネッツトヨタ北見株式会社)
鈴木夕湖(セカンド/北見石油販売株式会社)
吉田夕梨花(リード/医療法人社団 美久会)
石崎琴美(リザーブ/社会医療法人 松田整形外科記念病院)
の5名です。
野球・バレー・バスケなどは、「日本代表チーム」を作りますよね。
カーリングは、技能選抜を行わないのです。
それだけ、「コミュニケーション」が重要だということが解かります。
正真正銘のチームスポーツということです。

日本代表決定戦

激戦の末

史上屈指の激戦となったカーリング女子・日本代表決定戦の話です。
北京オリンピックへの切符をかけて、先に3勝した方が勝つという頂上決戦は、北海道銀行が連勝でいきなり王手となりました。
その後、崖っぷちに立たされたロコソラーレが連勝します。
第5戦の最後は、運命のラストショットをスキップ藤澤が決めて劇的な逆転勝利をつかみます。

運命の「もぐもぐタイム」

2018年平昌五輪(韓国)で劇的銅メダルもさることながら、
注目されたのが、「中間で摂る休憩時間に軽食を摂ること」でした。
『赤いサイロ』北見市『清月』の二口でなくなるチーズケーキです。
20年前、オッケーが千歳売店店長の時なのですが、空港内で販売していたのが当店だけでした。印とぞ知る、秘かな人気菓子でしたね。
こんな有名な菓子になり、オッケーも嬉しい限りです!
その話は今回は、さておいて、(違う時に話しますね)

その「もぐもぐタイム」の時に、ことが起きます!
連敗の直後です。通常なら、赤いサイロを食べ、個々人の技術面のアップをする時間にするらしいのですが、この時は違っていたとのこと。
誰ともなく、「どうしたんだろう?なぜだろう?」となったそうです。「私たちには運がないんだ!」となったそうです。
であるなら、「運命を自分達で変えよう!」と語り合ったそうです。
自分達は大変な練習を重ねて来たんだ。
技術の問題ではなく、こころのことなのではないか?
メダルを獲って以降、私たちは、知らずのうちに、気取っていないか!
感情を押し殺してきていないか?
本来の「ロコソラーレ」に戻ろう!
「喜怒哀楽」を声に出して、コミュニケーションを取って、
「運を取りに行こう!」とアップをせずに話し合ったそうです。
後日談で、相手の北海道銀行チームは、休憩時間で、
ロコソラーレが「変えて来た!」と、即座に感じたと話しています。
いかがでしょうか!

コミュニケーションの重要性

「喜怒哀楽」を声に出して、コミュニケーションを取って、
楽しくやっている姿は、清々しいですよね!
人口11万4千人の極寒の地、北見市出身の4人(ちなみに、道銀チームも北見出身の先輩同級生後輩の関係です。すごくないですか!)
とくに吉田お姉ちゃんの大きな甲高い声の「そだね~」「いいよ~」の
語尾が下がらない、北海道弁丸出しのコミュニケーションの取り方に、応援せずにはいられないオッケーです!
あの満面の笑顔、素敵です!

あらためて、「笑顔はコミュニケーションの根底」だと、
思わせてくれるシーンです。

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!

今日は早くご帰宅ください!
21時から、連戦最強のスイス戦です!
応援せねば!「がんばれ~~~!」