スポーツビジネス~武井壮 「オトナの育て方」から~

スキル

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

五輪中です!

よっ!柔道!いいよ!がんばれ!にっぽん!

スポーツはビジネスになるか

結論から、“種目による”です。

武井 壮 氏の話から

1973年生まれ 陸上競技・十種競技 元日本チャンピオンです。
今は、芸能人と言ってもよい方かもしれません。
武井さんが大学生に向かってのお話ですが、
是非とも、皆さんに聴いてもらいたくて、一筆啓上します。
先ずは、以下武井さんの話をオッケーが編集します。

スポーツの選び方

トップアスリートとは、能力がその競技に限り飛び抜けている事である。
そして、本番において、偶然が重なったときに勝つと。
その偶然に一生をかける、ギャンブルである。
十種競技をやっていて思ったこと。
陸上競技で国立競技場が満席になっているところを見たことがない。
日本で成功している(お金になる)プロスポーツ、野球・サッカー・ゴルフぐらいでしょうか。
それはなぜか?
観たいと思う人がいるかの差であると、
例えば、
旧国立競技場に5万人を呼ぶには、単純に選手権に出場する選手が2500人くらいだそうで、ひとり20人呼べれば満席になる計算だそうです。
陸上では呼べる力がないから、ガラガラとなる。

選手の価値の差とも言える

スポーツアスリートの親は、社会的経済価値を考えたほうがいい。
たとえば、
“インド”という国、人口12億人 経済急成長の国で人気のスポーツは?
“クリケット”です。判りますかルール?日本人はほとんど知らないスポーツです。しかし、世界ではサッカーに次ぐ人気スポーツなの
です。
日本人、知りませんよね。
“クリケットプレミアリーグ”選手年俸”は、いくらだと思います?
“27億円”です。びっくりです!
しかし、そこには根拠がしっかりあるのです。
インドでは、試合のテレビ視聴率は80%を超えるのです。
約10億人が観ている計算になります。
ルール上、2日間やっているかも?

企業がそんなチャンス見逃すわけがない

広告を出すのです!
だって、そんな人の数が試合を見て、フェンスに自社のロゴがある、
どのくらいの時間、そのマークを見続けることとなるか。
印象に残りますよね。
だから、試合のスポンサーがつく。
強いチームには、企業がバックアップする。画面に映る機会が増えるからですよね。
強い選手のギャラがどんどん上がっていく。

経済価値を生むのです

社会が求めていること・ものなのか!

人が求める数の差。

相手が居なければ始まらない。

親たちは、その重要なことを考えてあげないと、
ただひたすら、汗を流して、偶然を夢に描く、子供たちがかわいそうであると。
それが、大人の教えるべきことと思います。

とても、勉強になる動画です。ご覧になってください。

スポーツから学ぶこと

オッケーは思います。
スポーツも大きなビジネスチャンスだと。

STP分析をしっかりやること

STP分析とは、

Segmentation(市場細分化)
Targeting(ターゲット層の抽出)
Positioning(ポジショニング)

3つの頭文字をとったマーケット分析手法です。
ターゲットの絞り込みと自社のポジショニングの設定をし、
どの市場で、どのような価値を提供していくかの戦略を決めます。

ターゲットは決まりましたか!-STP分析-

経済価値を探し出すことの重要性。
世界中のマーケットを俯瞰できる能力を身につけること。

相手側から見る

企業経営の根幹です。
“相手がお金を出す価値があるか”を客観的に判断すること。
客を呼ぶことが出来ること・もの・ひとを作ることです。

いかがでしょうか!

“経済価値が付く”ということを、もっと真剣に考えないといけませんね。

五輪選手を応援しながら、ふと思い出したお話しでした。

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!