【節句】婚期を逃す?

はるちゃん日記

こんにちは! 北の熱い講師 オッケーです!

突然ですが、、、
「明かりを付けましょぼんぼりにお花を上げましょ桃の花」の日です。

今日は、『おひなまつり』です

節句とは

「二十四節気」とは太陽の動きを基にした昔の暦で、1年を約15日ずつ24分割し、それぞれに季節を表す名称が付けられています。
旧暦では立春が新年の始まりとなっており、新春を迎えるというおめでたい日でした。
前日の節分には豆まきをして一年の厄を払う風習がありますね。

上巳の節句

ひな祭りのルーツは「上巳の節句」です。
「上巳(じょうし/じょうみ)」とは3月上旬の巳の日という意味で、のちに日付が変動しないよう3月3日となりました。
その起源は古代中国で起こった「上巳節」にさかのぼります。
昔から季節や物事の節目には災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていました。
川の水に心身の穢れ(けがれ)を流して厄を祓う行事や、杯を水に流して宴を催す「曲水の宴」などが行われていました。
つまり、季節の節目の邪気祓う行事として、老若男女を問わず皆の幸福を願う行事であったとのこと。
その上巳節を遣唐使が日本に伝えたといわれています。

その後、江戸幕府が五節句を制定し、3月3日の「上巳の節句」が五節句のひとつに定められました。
5月5日の「端午の節句」が男の子の節句であるのに対し、3月3日は女の子の節句となり、「桃の節句」と呼ばれるようになりました。
当然の流れで、わが娘の厄を受ける雛人形はその家の財力の象徴として華やかさを増していきました。
そして豪華な雛人形を雛壇に飾るようになりました。
自慢の雛人形を見せ合う雛合わせや、ご馳走を持って親戚を訪ねる雛の使いが流行し、美しい雛人形を持って「雛祭り(ひな祭り)」をすることが民衆の憧れとなりました。

桃の節句

なぜ桃の節句というのでしょう?
実は、桃の時期だからというだけではありません。
漢字の「桃」は木へんに「兆」と書きます。
物事や生命の「兆し」を意味していたため、死などの悪い邪気を払う神聖なものとして用いられ、生命を宿す女性も意味するようになりました。
旧暦の3月3日は桃の花期にあたるため、桃を用いて行事を行うようになり、「桃の節句」と呼ばれるようになりました。
また、桃は不老長寿を与える植物とされており、「百歳(ももとせ)」まで長生きできるよう、桃の節句には桃花酒を飲む風習もありました。
昔から邪気の象徴は鬼とされており、節分には鬼を祓いますね。
邪気を祓う力のある桃には鬼を退治する力もあると考えられてきました。なので、節分に桃の木を使って邪気祓いをする神事も多数みられますね。
また前述したように、桃は女性の象徴でもありました。これらの思想がベースとなり、桃から生まれた桃太郎が鬼退治をする民話が誕生しました。

いつから飾る

立春から雨水の間がおすすめです。

  • 立春(りっしゅん・2月4日頃)に飾る
  • 雨水(うすい・2月19日頃)に飾る
  • 立春から雨水までの間に飾る

立春は二十四節気(にじゅうしせっき)の一つで、暦の上では春が始まるという意味。
そして、立春と同じく二十四節気の一つとなる雨水は、雪や氷が溶け出す頃を意味し、農作業の準備を始める時期の目安とされていました。
雨水に雛人形を飾ると、良縁に恵まれるという言い伝えのある地域もあるそうですよ。

いつ仕舞う

よく仕舞い忘れると「婚期が遅れる」なんて言われますが、迷信なので気にしないでも大丈夫らしいです。
ただ、ひな人形はそもそもが厄除けの人形なので、仕舞い忘れて放置するのは縁起がいいとは言えませんね。

オッケー家

オッケーは、男ふたり兄弟だったので、どこかに気持ちで、
「いいな~」みたいな感情がありました。
娘が生まれた時に、奥様は経験からだと思いますが、
「出し入れ大変だから、ケースものがいいよ!」とご主張!
それを、父親ぶって、
「いや!ちゃんとしたものを飾るんだ!」とオッケーが
押し切って、揃えた経緯から、うん十年!
オッケーが担当です!苦笑!

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!