【ロピア】北海道札幌に上陸!業界が変わる?

地域活性

こんにちは!北の熱い講師オッケーです!

道央圏札幌の流通業界が変わりつつあります。

「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)屯田店」開店

食品スーパー「ロピア」を展開するOIC(オイシー)グループ(川崎)は8月29日、北海道内初の店舗を札幌市北区に開業します。

7月28日に閉店したイトーヨーカドー屯田店の建物をそのまま利用し、商業施設「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)屯田店」として、イトーヨーカドー時代から入居するテナントを中心に一足早く開店します。

ロピアの開店は11月になるものの、新たな道外企業による道内商業施設運営が動き出すことになります。

屋上のハトのマークは取り外され、壁面の看板も多くが塗りつぶされていました。

ただ、一部テナントの看板は維持されており、店内では29日のシーナシーナの開店に向け、作業が続いていたようです。

運営するOICグループの企業によると、29日には退店した一部テナントを除き、営業を再開するとのこと。

看板が残るベビー用品店「アカチャンホンポ」や菓子店「もりもと」などは29日の店舗再開をホームページで公表しています。

「ロピア」はスーパーマーケット?

関東を中心にスーパーマーケット「ロピア」などを運営するOICグループは18日、札幌に展開する新商業施設の名称を「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)」にすることを発表しました。

「ロピア」は首都圏を中心に全国で85店舗、台湾にも3店舗を展開しています。

株式会社ロピアは、スーパーマーケットや精肉店を運営する株式会社OICグループ傘下の企業です。

神奈川県藤沢市で精肉店「タカラヤ」として創業し、現在は本社を神奈川県川崎市幸区にあります。

戦略戦術としては、一般的なスーパーマーケットとの同質化競争を避け、精肉を中心とした生鮮食品部門に特に注力しています。

野菜売場に「八百物屋あずま」、鮮魚売場に「日本橋魚萬」というように独自の屋号を付けて営業しています。

飲料や調味料などのストアブランドも取り揃えています。

また元来が精肉店であるため、ハム工場にて自家製ハム・ソーセージなども製造しており、加工食品でも「昔ながらのお肉屋さんのパン粉」があります。

一部店舗でのお菓子コーナーでは、蒸気機関車の鉄道模型が走行しており、買い物客を楽しませています。

決済方法は一昔?カートは?

基本的にはクレジットカードや電子マネーは利用できず、支払い方法は現金のみとなっています。

近年導入されているセミセルフレジもクレジットカード決済には対応していないが、ららぽーとなどショッピングセンター内の店舗ではクレジットカードが使える場合もあるとのこと。

また、ポイントカードのサービスもありません。

店内のショッピングカートは放置を防ぐためコイン式のものが採用されています。

コインロッカーのように100円玉を入れるとカート置き場の鍵が外れて利用でき、使用後にカート置き場に戻すと100円玉が戻ってくる仕組みです。

ショッピングカート、買い物かごはどちらも、太陽ビルメン製で、買い物かごは赤い色、精算済みのかごは、黄色かオレンジ。精算済みのかごには、かごハンドルが外されています。

OIC(オイシー)グループとは

OICグループによりますと、8月29日にオープンするイトーヨーカドー屯田店の後継施設の名称が「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)屯田」になるほか、2024年秋にオープンを目指す福住店や東北地方などの新商業施設でも新名称を掲げるということです。

商業施設を「たのしいな!」「おいしいな!」「うれしいな!」と心から思える場所にしたいと「シーナシーナ」の名称に決めたということです。

OICグループは「地域を愛し、地域に愛される商業施設を目指します」とコメントしています。

シーナシーナはOICグループの新業態で、8月29日には屯田店と同じくイトーヨーカドーから引き継いだ青森市内の店舗も開業するとのこと。

道内では来春までにイトーヨーカドーから引き継ぐ福住店(札幌市豊平区)、琴似店(同市西区)をシーナシーナとして開くほか、青森、岩手、新潟各県でも開業し、北日本7店となる営業戦略を組んでいます。

多くのテナントが入居する大型商業施設は全国でイオンが「イオンモール」を展開するほか、西日本では「ゆめタウン」の名称でイズミ(広島)が多くの店舗網を作っています。

地域ライバルが限られた北日本からの挑戦を選んだOICグループです。

店舗全体を商店街のイメージとし各部門の責任者に大きな裁量を与えて運営を行う「個店主義」を戦術としています。

中規模スーパーマーケットながら、独自のプライベートブランド商品を自社開発しています。

お手並み拝見

人口減少が進む地域で新たな展開を成功させられるか。

北海道内だけでなく、全国の流通関係者が注目する試みとなっています。

「お手並み拝見」「高みの見物」というところでしょうか…

「諸物価値上がり」の昨今です。まして、北海道経済はまだまだ不安定です。

「価格に敏感」の札幌市民には、どう支持されるのか…

「待ったなし!」だと思いますが…

今日を大切に明るく元気に行きましょう!

お仕事の方、お疲れ様です。

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