【生活変化】コミュニケーション能力を強化すること

コミュニケーション

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

興味深い公表がありましたので、ご紹介しますね。
オッケー流解説付きです。

生活が変わりました

9月 24 日 、文化庁が「国語に関する世論調査」を公表しました。3月に調査し調査対象16歳以上で総数 6,000 人の集計結果です。

生活の変化とコミュニケーションに関する意識

【新型コロナウイルス感染症に関連して】
自分も相手もマスクを着けている状態で会話をするときに、マスクを着けていないときと比べて話し方や態度などが変わることがあると思いますか。それとも、ないと思いますか。という設問です。
集計結果です。
「変わることがあると思う」を選択した人は全年代集計で62.4%でした。
20 代から 40 代が70%台、
50代66%
と高くなっています。

ほぼ7割の方が変わったということは、明らかに、世の中の「会話コミュニケーション」が変化したということですね。

「マスクを着けると変わることがあると思う点」との問いに対しての回答集計です。
「声の大きさに気を付けるようになる」が 74.1%と最も高く、
「はっきりとした発音で話すようになる」58%
「相手との距離に気を付けるようになる」45%
「相手の表情や反応に気を付けるようになる」40%
「はっきりとした発音で話すようになる」は、全ての年代で5割を超えている。「相手との距離に気を付けるようになる」は、年代が上がるほど高くなり、70 歳以上で 53.0%となっている。
「身ぶり手ぶりを多く使うようになる」は、年代が下がるほど高くなり、16~19 歳で 42.1%となっています。

飛沫感染をさせないマナーとして、大声を出さない・距離を置くなどを心掛けるということ。
マスクで言葉がこもるので、少しお腹に力を入れて声を発するように意識をしているということ。
ご自身が気を付けているということは、「会話コミュニケーション」のスタンダードになって来ているということです。
なので、皆さん意識して、「話す」ことしなければいけませんよ!

発音をよくするため、単語レベルで、ちゃんと口を動かす意識を持つことです。

表情を変える努力をする。マスク顔で唯一出ている目を動かす意識を持つこと。

ボディランゲージを多用する意識を持つこと。

パソコン(タブレット端末含む。)やスマートフォンなどの機器を使い、ビデオ通話(テレビ電話)をしたり、ウェブ会議(テレビ会議)、オンライン授業(リモート授業)に参加したりしたことがありますか、という問いに対しての回答集計

「ある」が 46.2%、「ない」が 53.2%となっている。
年代が下がるに従って、情報機器を使ったビデオ通話やウェブ会議等をしたことが「ある」と回答した人の割合が高くなり、
10代80%
20台77%
30台66%
40代57%
50代55%

10代は、明らかに授業形態の変更を余儀なくされた結果ですね。
行事としての、記念日・誕生日・父、母の日・敬老の日などの
不要不急の対応として、遠方にいる大切な方とビデオ通話を使用した方が、一気に増えたと思わます。
社会人の対応としては、約6割しかないという数字は、各企業の推進が中小企業で進んでいないと思われます。
推移として今後も高くなっていくと思われます。

「ビデオ通話やウェブ会議等で気を付けていること」の回答は、

「自分が話すタイミングに気を付けるようにしている」が 58%
「はっきりとした発音で話すようにしている」54%
「映り具合や音量の設定などに気を付けるようにしている」48%
他の人の話を最後まで聴くようにしている40%
他の人の表情・反応に気を付けるようにしている27%

マスク対応と同様な回答が多いですが、

ミーティング、会議での話すタイミングを明確に手を上げる・声を発するなどのアクションをすること

進行役・ファシリテーターは、間を取ること、画面に映っているであろう9~12名の方々を注視し、時には進んで発言を求めることをしなければ、議論にならず、原案通りになり、新たな発想が生まれてこない状況が続いてしまう懸念があると承知しなければならない。

はっきりした聴き取り易い発声、滑舌よく話すことを意識すること。

逆光などの映り、女性の口紅を引くことなど、相手から見てどう映っているかの意識を持つこと。特に相手がクライアントであれば、決定の重要な要素であることを強く認識するべきです。

などが留意点ですね。

「コロナ禍」「クラスター」等の言葉の使われ方の印象についての回答です。
(1)コロナ禍
(2)ソーシャルディスタンス
(3)3密
(4)濃厚接触
(5)クラスター
(6)不要不急
(7)ステイホーム
(8)ウィズコロナ
の8つの言葉の調査です。
「ウィズコロナ」を除く全てで、
「この言葉をそのまま使うのがいい」が5割を超えました。
「コロナ禍」(66.8%)、
「不要不急」(67.2%)では6割台後半となっています。
一方、「ウィズコロナ」は、「この言葉を使うなら、説明を付け
たほうがいい」(40.1%)と「この言葉は使わないで、ほかの言い方をしたほうがいい」(29.4%)を合わせた「この言葉をそのまま使わないほうがいい(計)」が 69.5%となっている。

参考:文化庁 発表 2021.9.24付

「ウィズコロナ」は、「コロナ禍での動き方」などの、補足・前置きなどをつけて使うように意識しなければいけませんね。

いかがでしょうか!
「コロナ禍」「不要不急」という言葉が、スタンダードになってしまったことは、良いことではないですが、、

コミュニケーション能力を強化する

上記の調査から見えることとして、
「こちらから、意識して、能動的にアクションしていかないと、会話・会議にならない」
「受動的な言動・行動がスタンダードになりつつあり、本音を聴き出さないと、組織が形骸化する恐れがあること」
などが考えられます。
なので、
「しっかりと、積極的に声を発していくこと」が必要不可欠です。
リアル室内で見渡すことが出来ない環境に変化する方向に進んでいるので、
「メンタルヘルス面のラインケアとして、積極的に自己開示をして、話し易い雰囲気を早急に構築すること」が求められます。

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!