子供たちに何を与えますか【親の責務】

コミュニケーション

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

街中をチャリで、マーケットリサーチ?をしていて、眼に入ってきた写真です。

子供たちの‟夢”はなに!

‟論語と算盤”

日本資本主義の父といわれる 渋沢栄一 著書 ‟論語と算盤” の中に、次のような文章のくだりがあります。
先に、言っておきます。大正5年に刊行された本です。

今の教育は知識を身につけることを重視した結果、すでに小学校の時代から多くの学科を学び、さらに中学や大学に進んでますますたくさんの知識を積むようになった。ところが精神を磨くことをなおざりにして、心の学問に力を尽くさないから、精神の面で青年たちに問題が出るようになってしまった。
そもそも現代の青年は、学問を修める目的を間違っている。今の青年たちは、ただ学問のための学問をしている。初めから「これだ」という目的がなく、何となく学問をした結果、実際に社会に出てから、「自分は何のために学問してきたのだろう」というような疑問に襲われる青年が少なくない。

「ドッキッ!」としませんか!

「学問のために学問をしている」のくだりは「受験のために勉強をしている」と読み替え、「何となく学問した結果、実際に社会に出てから、・・・」のくだりは「何となく大学を卒業して、会社に入ってから・・・」と読み替えると、まさしく令和の学生そのものです。

受験ありきの教育

遡れば、昭和の戦後、高度経済成長時に、高学歴が生活の肥やしになると信じ一生懸命勉強をする。全国民の中流意識から一段抜け出すためには、いい高校・いい大学に入ることが不可欠であると、中卒の祖父母・高卒の両親が信じて、子に夢を託した結果が、今の現状を物語っていると思います。
家業で本人納得の跡継ぎは横において、一般市民レベルの子供たちは、将来何を目指すかを模索中?そこまで辿り着いていない考えの状況のなかで、15,6歳の子に、文系にしますか、理系にしますかと選択を急かされ、結局は、科目の成績がいいというだけの根拠で、選んでしまう。

65%

今日、生まれた子供が将来働くとき、
現在まだ存在しない職業につく割合です。(ダボス会議から引用)
全世界の有識者の方々がおっしゃているのです。
20年後の日本です。確かに想像出来ますか?漫画の世界ですよ。

ということは、はっきり言って、
「先のことなど、今考えても、しょうがない!」です。

②6.3%を覚えておいてください

今、何をさせるべきか!

子供たちには、興味の湧くものを探させることです。
親は、そのためには、子に何処でも行かせる、何でも見させることに
お金を出すべきだと思います。
親が、前のめりで真剣になって、高価な塾代を稼ぐために残業したり、パートに出る。
ということは、核家族の生活パターンが合わず、家族団欒が存在しないことに繋がっていきます。
結局、家族の気持ちがわからなくなる。
延いては、人の気持ちを感じられない人間になってしまいます。
社会に出て、最重要なコミュニケーション能力が、
根底から、出来ていないということになっていきます。

 

いかがでしょうか!

親の責任はいろいろな道を歩かせることです

子供たちには、経済力が出来ていないので、
経済力のある親が、資金を出して、
子供たちを「旅」に出させるのです。
見たことのない世界を魅せるのです。
素地を整えてあげるのが、親の責任です。
そこで何を感じるかは、子供たちの人生です。

論理的に話せる親になる

子供たちから相談された時に、論理的に話せる親になっておきましょう。
そのためには、精一杯、親が勉強していきましょう。

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!