【松の内】終わりですよ~

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松の内

松の内とは、お正月にやってくる年神様の依り代(依り代とは、神様を含む御霊が降りてきた際に座る場所や依り憑く対象物、注連縄〈しめなわ〉で囲んだ領域のこと。 御神木などの樹木、巨岩や山などの自然の他に、神棚や年神様が降りてくる門松も依り代です。)である松を飾っておく期間のことを指します。

お正月とは先祖である年神様をお迎えして、一年の安寧と無病息災を願い、お祝いする日本古来の行事ことです。
先祖である年神様は家々に飾ってある松の枝を頼りに帰ってきます。
そしてその松はそのままお正月の間の年神様の依り代にもなります。

松の内とは年神様が滞在している期間のことを意味します。

2022年の松の内

松の内の期間は年神様が滞在している期間、お正月の初めから終わりまでです。
松の内は地域によっても異なりますが、関東では1月1日から7日までが一般的ですね。
1月15日までという地域もあります。2022年に関わらず、松の内は毎年1月7日までか15日までをさします。
松の内は曜日に左右されることもありません。間違いなく!

松の内にやること

松の内の間は年神様が滞在している期間です。
新年の始まりを年神様と共に過ごしているという気持ちで、家の中を掃き清め、年神様に失礼のないように過ごしましょう。

松の内の最終日に当たる1月7日は七草粥の日でもあります。食べ過ぎて疲れた胃腸を休め、翌日から始まる日常生活に備えるように過ごしましょう。

「松の内が明ける」の意味は?

松の内が明けると年神様は帰っていきます。
「松の内が明ける」という言葉の意味は、お正月が終わり、新年の生活に戻ることを意味しています。

松の内が明けたらやること

松の内が明けると年神様はお帰りになります。お正月はおしまいとなります。
年神様の依り代であった門松やしめ縄などのお正月飾りを片付けます。
これも地域によって日付に違いがあるので、周囲の人や家族に確認してみるといいですよ。

お正月飾りの片付け方

しめ縄やお正月飾りは1月8日(地方によっては16日)の朝に下ろして片付けるようにしましょう。

下ろしたお正月飾りは、各地域で定められた時期に近所の神社に持っていき処分していただきましょう。
1月15日の小正月に神社で行われる「どんど焼き」や「お炊き上げ」で正月飾りを集めて焼く行事があります。
地域によっては「どんど焼き」や「お炊き上げ」を行っている神社がない場合もあります。
自宅で処分する場合は、塩を振って清めてから白い紙に包んで捨てると良いそうですよ。

ということで、今日からは、平常日常に戻るということ。
みなさま、日々健康で元気に過ごしましょう!