【危機管理意識】-胆振東部地震からの教訓-

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こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

今日は、危機管理意識を持ち続けることの難しさの話です。

2018年9月6日に発生した胆振東部地震により被災された皆様に対しお悔やみとお見舞いを先ずは申し上げます。1日でも早い復興を応援したいと思います。
オッケーは、発生1年後に、がけ崩れの現場を視察に行きましたが、想像を超えた、崩れた土砂の量の凄さに、言葉に詰まる思いがありました。復旧作業に従事されている皆様のご努力に感謝をいたします。

危機管理意識

札幌市想定、大規模な直下型地震が起きた場合

札幌市が7月に発表したことです。内容は札幌に限らない話とオッケーは考えます。是非、皆さんもご自宅のこととして、また、地域的に考えて、改めてお考えくださいませ。

直下型地震が起きた場合の備蓄食料について

札幌市内で大規模な直下型地震が起きた場合の備蓄食料について、地震発生から1週間後に最大で83万食が不足するとの想定を明らかにしました。
2008年に公表した前回の想定では発生直後から不足を見込んでいたが、18年の胆振東部地震後に市や市民の食料備蓄量が増えた実態を反映した数値が試算されました。
札幌で3カ所の活断層があるとし最大震度は7と想定
人口が密集する月寒断層を震源とする地震の被害が最も大きいと見込んでいます。オッケー宅は、その断層の上に建っています。
地震発生時の物資不足について、検討委は市の備蓄の増加や市民意識の変化により家庭内備蓄が増えて改善すると見込んでいます。
市の備蓄量は18年の17万食から、現在は80万食に増加したとし、各家庭の備蓄量も08年の約12万5千食から約42万食と4倍弱に伸びています。冬季の食料は発生当日から約3万食不足する見通しだった前回想定から今回は3日目までは持ち堪えられるとのことです。4日~1週間後に約83万食不足すると試算しました。
前回の想定で1週間後に822万リットル不足するとした飲料水は、小中学校の受水槽を活用し今回は不足しないと予測しています。確かにオッケーの自宅そばの公園・小中学校のグランドを工事しておりました。
毛布も2万5千枚不足するとの想定から、14年に約12万枚まで備蓄を増やしたため不足しないとしました。

皆さんも、是非ハザードマップをご確認ください!

家庭内備蓄の増加について、調査研究委員からは「実際に市民が備蓄品を持って避難するか疑問」などの意見も出たとのこと。
また、閉じ込め者が発生する可能性のあるエレベータの台数も示しました。ビルやマンションなど市内約2万台のエレベータのうち、1/4に相当する5千台で発生すると試算。原因は停電が最も大きく、次いで揺れによる故障などとしました。
確かに、オッケー会社同僚がマンション住まいで、停電2日間は、食料品・飲料を購入するだけで、大変なのにさらには、階段での15階までの登りで、筋肉痛になっていました。

防災意識の低下傾向

札幌市が毎年調査を行う市民意識調査で、力を入れて欲しい政策に
‟防災”と回答した割合が、地震発生直後の18年は8割であったが、
19年は7割、20年は6割強に減少している。
‟喉元過ぎれば・・”ですね。意識を持ち続けることが難しいことですね。

身に降りかかる不便時のコモンセンス

非常時の個人都合の行動

予備は起きてからでは遅い

この時を境に、ガソリン満タン注文が減り、残量半分くらいで給油するルーティンに変わった方も多いと思います。
乾電池備蓄も、普通に自宅にあるようになりました。
充電器・発電機の需要が一気に増えたと聞いています。
オッケー宅は、飲料水が2Ⅼボトル6本入り箱が3箱、納戸に常時保管されています。

いかがでしょうか!

格言にあります。
【備えあれば患いなし】ですが、
【過ぎたるは猶及ばざるが如し】です。
因みに、意訳を入れておきますね。
【何事も程合いが大切で、やり過ぎることは、少ししかやっていないことと同じくらい良くない】です。

‟常識人”の範囲で、‟普段の備え”を、会社で、ご自宅で行いましょう!

さあ!

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!