こんにちは! 北の熱い講師 オッケーです!
じょうてつバスの10代の運転士の話をさせていただきました。
業界としては、運転士不足が、運行維持するためには、頭の痛い課題となっています。
自動運転バスが救世主になる
地域の足の必要性
北海道内で自動運転バスを活用する動きが広がり始めています。
人口減少に伴う利用者の減少や運転手不足で、「地域の足」としてライフラインとも言える路線バス網が縮小する中、各自治体が地域交通を守る切り札として期待しているためです。
国、国土交通省も、より高度な運行に対応できるよう法改正を行い、拡大を目指しています。
しかしながら、採算性や積雪対策など導入への障害は山積しています。
自動運転バスが道内で日常化するにはどんな対策が必要なのか。
バス運転士不足
多くの自治体の懸念通り、道内では運転手不足で路線バスが少しずつ便数を減らさざる得ない状況となっています。
運転手が高齢化する一方、退職した穴を若手採用などで十分に埋められないためです。
バス事業者は系統や便数を維持できず、減便せざるを得ません。60歳定年時に、再雇用を積極的に行うなど運転手確保にも努めていますが、年々環境は厳しくなっています。
道民の大型2種免許の保有状況をみると、35歳以下の若年層は1・2%しかいません。一方、65歳以上の保有率は全体の49%になります。
運転手を採用したくても、そもそも母数となる人数がとても少ないことが見て取れます。
北海道バス協会に加盟する、事業者の運転手数は、ピーク時の1993年には8024人いましたが、直近の2022年には5496人と3割以上減りました。
これらのデータは、バス事業者がいかに厳しい環境に置かれているかを現しています。
地域それぞれの要因
北海道は、大きく3つの要素があります。
札幌のような、人口に支えられている都市部。
世界中から観光客を集めるスキーリゾート、自然を資源にしている温泉街。
高齢化が進む、過疎の進む地方。
地域によって抱える課題はさまざまです。
期待のバス
だからこそ、地域事情に応じた乗り物に変化できる自動運転車には、そうした課題を解決するヒントが隠されているのかもしれません。
バス運行各会社は「安全、安心、快適」を、第一義として、日々、市民のライフラインとして、運行しています。
運転士不足の状況が、現状、即改善されるような対策が打てていないことを考えると、さらに、減便は避けられない状況です。
課題は山積していますが、自動運転バスが当たり前のようにマチを走る日はそう遠くないようにも思えます。
今日を明るく元気に行きましょう!
夏休みまでの1週間です。
いってらっしゃい!