【カラーバス効果】意識を誘導する

業務

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

カラーバス効果と言う言葉をご存知ですか?

カラーバス効果については、よく使われるのがマーケティングです。

心理学から出たものなのですが。この効果を理解できていれば、必要な情報を集めやすくなります。活用方法や類似表現について解説します。
カラーバス効果について理解を深め、ビジネスに活かしましょう。

カラーバス効果とは

カラーバス効果とは、特定のこと・ものを人間は意識し始めると、日常の中でその特定のこと・ものに関する情報が、自然と目に留まる・入って来るようになる現象のことです。
なので、業務上の問題や課題を普段から意識しておくことで、その問題や課題に関する情報がよく目に入るようになり、原因の把握や解決方法の発見などに繋がることがあると言われています。

効果の仕組み

人間は、視覚・聴覚・臭覚などの五感から得られる情報を、無意識のうちに自分に必要かを取捨選択しているそうです。
この心理状況を利用して、業務での問題や課題などで、ある物事を自分にとって、必要不可欠な情報として意識することで、普段は見逃したり、聞き逃したりしている情報を得ることが出来るのです。

ビジネスでの活用方法

判断の比較材料として

日常業務において、重要な決裁をすることがありますよね。
その時に、自分が望む選択肢に考えが偏ってしまって、正しい判断が出来なくなることもあると思います。
そのような時に、自分が望む選択肢以外の情報を集めることに意識を持って行けば、カラーバス効果により、決裁に必要な判断材料を正しいバランスで集めることが可能となります。
別の選択肢として比較することが出来るということですね。

新たなアイデアの発想法として

業務で新しい発想を求められても、すぐに思い浮かぶものではなかなか無いですよね。
しかしながら、日頃から意識しておけば、カラーバス効果によって新しい発想をするヒントを見つけられることがあります。
ビジネスにおいて、新たなアイデアの発想法として鉄板技として紹介されています。

広告効果として

先日、「情報・広告」の中で書きましたね。
カラーバス効果は、市場・マーケットに対しても、その効果を与えることが可能なのです。
一例として、広告で特定の色を意識するようなキャッチコピーやデザインを載せます。
その広告を見た一般消費者は、その色を生活の中で意識するようになってしまいます。知らない間に刷り込まれるというものですね。
その色がオリジナル性の高い色であれば、なおさらですね。
その色の商品をその消費者の前に出すことで、無意識のうちに自分にとって必要性のある情報として目に入りやすくなっています。
そのため、広告と商品やサービスをカラーバス効果でうまく結びつければ、その広告効果をより高められるのです。
看板・ロゴ・商品名表示・包装紙などなど、かなりのところで使われていますよ。

カラーバス効果の類似表現

ついでに、似たような意味を持つ言葉がありますので、紹介します。
少しニュアンスや意味が異なることもありますので、
シーンに合わせて正しく使えるように、どのような類似表現があり、
どういった意味を持っているのか理解しておきましょうか。

頻度錯誤

「頻度錯誤」とは、ある特定のことを気にするようになると、
急にその特定のことと接することが多くなったように、
感じてしまうことです。

例えば、朝のテレビで、「ラッキーカラーは黄色」と言われたとしますね。
すると、実際は普段と比べて見かける回数に差はないはずなのですが、
その日は黄色の物を見かけることが多くなったような気がすることも、
頻度錯誤です。

カクテルパーティ効果

騒がしい音が飛び交う中、それこそ、パーティーで、自分の名前を呼ぶ声はハッキリと聞こえることがありますよね。
これは脳が自分に必要な情報を判別しているためで、これを「カクテルパーティ効果」と言います。
このカクテルパーティ効果は、
聴覚による音声情報の取捨選択のみを指す言葉です。

いかがでしょうか!

マーケティングに活用しよう

カラーバス効果を理解すれば、必要な情報を集めやすくなり、
広告に活用すれば、高い成果を得られることもあります。
カラーバス効果について理解を深め、
是非、ビジネスに活かしていきましょうね。

テレビCM

私たちは、知らずの間に、
かなりの確率で、刷り込まれています。
判り易くいうと、「テレビCM」が、
まさに、そうですよ。
思い浮かびませんか、
あの絵・あのタレント・あの曲などなど、
仕掛けた、企業・広告代理店は、ニャニヤしているはずです。
「やった!しめた!」と!

そこまで、辿り着く広告を作りましょう。

さぁ!

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!