こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
北海道経済の今後を占う国家プロジェクトです。
半導体は経済の必需品と言われています。☟
人工知能(AI)などに必要な先端品の製造はTSMCや韓国サムスン電子に集中し、台湾危機など東アジアの有事で供給途絶のリスクが存在するのが現実です。
安定供給は経済安全保障の最優先課題となっています。
進出の理由ポイント
ラピダスが北海道千歳市に半導体工場を建設する理由はいくつかあります。
- 地理的利点と交通アクセス:
千歳市は北海道の中央部に位置し、新千歳空港へのアクセスの良さは、国内外との強固な物流網を確立する上で大きな利点となります。
これにより、製造される半導体製品の迅速な配送が可能になり、国際市場での競争力を高めることができます。 - 地元産業との連携可能性:
千歳市及び周辺地域の産業との連携は、ラピダスにとって重要な戦略的要因です。
地元の産業基盤と連携することで、ラピダスは人材確保、技術開発、さらには市場開拓においても相互の強みを生かした協働を目指しています。 - 豊富な水資源:
半導体の生産に欠かせない、きれいな水が豊富であること。 - 再生可能エネルギーの利用:
広大な広さで、すでに進んでいる再生可能エネルギーが豊富な点。
これらの理由から、ラピダスは北海道千歳市に半導体工場を建設することを決定しました。
北海道進出による経済効果
提供:rapidusホームページより
北海道進出による経済効果をあげます。
- 総投資額:
ラピダスの北海道進出による総投資額は約5兆円とされています。 - 雇用創出:
工場が稼働する千歳市周辺には、国内外から研究者や技術者が集結する見通しです。 - 人口増加と不動産市場の活性化:
ラピダスの進出により、千歳市と周辺地域の人口増加が期待されており、不動産市場も活況を呈しています。 - 経済波及効果:
ラピダスの進出による北海道経済への波及効果は、2036年度までの累計で最大18.8兆円に達するとの試算が発表されています。
道内総生産への影響額は14年で最大11.2兆円になるとされています。
これらの効果により、ラピダスの北海道進出は地域経済に大きな影響を与えると考えられています。
地元千歳市の動き
千歳市は次世代半導体の製造工場を千歳市内に建設中のラピダス(東京)に関連し、
道外の半導体関連企業4千社に昨秋実施した進出意向調査の最終結果をまとめ、
市議会総務文教委員会で少なくとも約千人の従業員が関連企業で働く可能性があることを明らかにしました。
調査の回答数は528社で、回答率は約13.2%。
道内に立地する可能性があると答えた企業40社のうち、千歳市内での立地は36社で、昨年11月下旬に発表した途中経過よりも2社増えたとのこと。
調査への回答で、従業員数の想定を10人以下としたのが最多の13社。
30人以下が7社、50人以下が6社で、100人以下と100人超の企業が各1社あった。
市は「未定の8社を含めると合計は少なくとも千人を超える見通し」と説明しました。
立地形態はオフィスが21社、工場が8社などで、倉庫やデータセンターなどの希望もあった。オフィスのうち、試作ラインが稼働する2025年までの立地を想定する企業は14社に上った。今後、各企業への詳細な調査を続けるとのこと。
このほか、国の半導体産業に関するインフラ整備の交付金の配分を受け、3月1日開会の定例市議会に各会計補正予算案として、下水道整備や道路整備に関する費用計25億2600万円を提案すると説明しました。
先を行っている熊本県
JR豊肥線の原水駅(熊本県菊陽町)から2キロほど離れた丘陵地に半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の第1工場が出来ました。
周囲には田んぼとキャベツやニンジンの畑が広がっています。
高専の先生は、『生徒1人に十数件の求人が来ている』と喜んでいるそうです。
タクシー業界でも月に100万円以上も稼ぐドライバーさんがいるらしいです。
菊陽町ではTSMCに隣接するソニーセミコンダクタソリューションズグループや、東京エレクトロンの工場も設備投資を進めています。
政府は1兆2千億円という巨額の補助金を出す代わりに原材料の現地調達比率を高めるようTSMCに求めており、需要を期待した関連工場の立地や増設が相次いでいます。
乗り遅れるな!
この国家プロジェクトを成功に導くために、
北海道・札幌市・石狩支庁はじめ道央圏の近隣市町村は、必死でしがみついて行くべきです。
原発誘致もありますが、、、リスクが高いのが現実と考えます。
北海道経済の進展がかかっています。
今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事お疲れ様です。?休みかな?
いってらっしゃい!