【視座を変える】=盆栽理論

オッケー農場

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

先日、約2年に亘る、新型コロナ感染症対策が、
少しだけではありますが、出口の明るさが感じられ、
先輩、後輩の皆さまと懇親を深めることが、
久しぶりに出来て、楽しいひと時を過ごして来ました。
その中で「視座を変えてみることの大切さ」という話が出ました。
是非、皆さまも、たまには視座を変えてみてはいかがでしょうか!

視座を変える

視座の本来の意味

神仏の教えで、
視座の本来の意味は、高いところから見ることが出来るということだけではなく、場に応じて、その高さを行き来できることにあります。
自分や相手の立場で、ものごとを考え見直したり、理解しようとすることです。
今の自分の目の前に現れていることは、今までの自分の選択結果です。
当然のこと、どれも良かれと思って行動したことです。
貴方が幸せになりたいと思って選択した結果です。
例えとして、草木の根は見えませんね。根は主張しません。
しかし、根がしっかりしている草木は、元気よく大きく育ちます。
根は見えないところでしっかり役割を果たしています。
そこに心を寄せたことはあったろうか?
見えるものが存在するためには、見えない沢山の恩恵をいただいているということを。

と説いています。

視座について

ただ、「視座が高い・低い」だけではいけません。
「鳥の目」「虫の目」「魚の目」の3つの目を併せ持つ必要があります。

3つの目について

鳥の目

鳥の目とは、鳥のように上から俯瞰してものごとの全体感を掴む、マクロ的、大局的に見るということです。
「高い視座」に近いものがありますが、高いだけではありません、微妙に違います。

虫の目

虫の目とは、虫のように小さな目で、目の前にあるものごとの状況を見る、ミクロの視点です。現場から見るということです。
「低い視座」に近いと思うかもしれませんが、全然違います。

魚の目

魚の目とは、「潮の流れを読む」、時代や市場の流れ、トレンドの変化に着目する視点です。

なにごとも、視座を変えてみることが、全く異なった見え方、行動の在り方を教えてくれるかもしれない、大切なことです。

盆栽

視座を変えてみることに、実は盆栽があります。
一般人は、「盆栽」を、普通に

視ますよね。
違うそうです。(紅葉が綺麗になりました、、)
本来の見方は

かがんで、下から見上げて観るそうです。
(紅葉!観えないけど、、)

判り難いと思いますので、
「五葉松」の登場です。

(形がよくなって来ました。楽しみです!)
このように正面から先ず観る、そして、
このように観るのです!

このアングルから観るのだそうです。
根元近くの下から眺めることで、
「立派な枝ぶりで力強さを感じる」と思わなくてはいけないのです。
「小さな盆栽から、視座を変えて、世の中を観る!」
盆栽の醍醐味だそうです。

いかがでしょか!

経営の基礎用語

ビジネス、マネジメント、マーケティングなどなどで、いろいろな理論・分析方法をご紹介しました。
どの理論も重要なことは、
1方向からだけで判断してはいけないということ。
視座を変えて、考えてみることが必要であると、経済理論は説いています。
自社の事情の判断に、必ず業界情勢を加味し、同業他社との比較を、
3つの目で見ること、判断することですね。

「視座を変えてみる」という言い方は、
オッケーが言うのもおかしいかもしれませんが、、
日本人には、非常に判り易い「経営の基礎」用語だと思います。

いや、一事が万事、
「視座を変えてみる」ことは、人格形成の上でも、
必要なことと思いませんか!みなさん!
ご一考を!

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!