こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
春彼岸が近づいて来ましたね。
ご先祖様へのお参りをされていますか?
正直、遠方であれば、なかなか、、、ですよね。
ちょっと、大変なお話ですが、
まあ!こんな御家の方は、そういらっしゃらないと思います。
これから、いつかは、起きる終焉について、考えさせられるお話です。
簡単では無い【墓じまい】
徳川慶喜の墓
徳川家15代目、徳川慶喜の墓のお話です。
東京都指定史跡となっています。
江戸幕府最後の将軍である徳川慶喜の墓は谷中墓地と称される区域の寛永寺墓地にあります。
円墳状の墓で、慶喜とその妻の墓が並んでいます。
慶喜は華族の最高位である「公爵」を与えてくれた明治天皇に感謝の意を表すため自分の葬儀を仏式でなく神式で行うよう遺言を残したため、一般皇族と同じような円墳が建てられました。
徳川家系図
昨年2023年1月、江戸幕府の最後の将軍・徳川慶喜の玄孫(やしゃご)である山岸美喜さんが、当主として「絶家」することを発表し、大きな話題となりました。
120年以上続く名家の「墓じまい」とはいかなるものか。
谷中霊園(東京都台東区)に眠る慶喜家の墓所は300坪もあるそうです。
先代の遺志を継いで“家の問題”に取り組む山岸さんに、その苦労についてお聴きしたそうです。
山岸美喜さんは、徳川慶喜家の第5代当主です。慶喜からみれば、玄孫ですね。
祖父は15代将軍・慶喜の孫の慶光さんで、祖母は幕末の会津藩主・松平容保の孫の和子さんという、由緒正しい御家柄です。
山岸美喜さん(以下、山岸) 会津松平家は祖母の実家で、徳川慶喜家は母の実家です。
慶喜家の当主は、慶喜の七男の慶久、孫の慶光、ひ孫の慶朝と受け継がれました。
慶朝の遺志によって、5代目当主として、家じまい、墓じまい、いわゆる絶家という局面に向き合っています。
遺言で指名され相続財産執行人に
2017年に4代目の慶朝さんが死去し、徳川姓を名乗る男子がいなくなったそうです。
慶朝をみとっためいの山岸さんが遺言で「相続財産執行人」に指名され、喪主として葬儀をしたそうです。
慶朝は生前、徳川一門とほとんどつきあいをしなかったため、参列者はわずか10人ほどだったとのこと。
徳川慶喜家の墓や史料など山岸さんがすべて責任を負うことになったそうです。
「当主として慶喜家の墓に入るのは叔父(慶朝)が最後。私の代で絶家にすることになりました。親族らも同意してくれた」と明かしています。
墓の裏門には「塀の崩落注意」という大きな看板が掲げられ、立ち入り禁止を示すポールが塀沿いに並べられているとのこと。
なぜ?と思いませんか?話はここからです。
2000万円の修理代!
塀を修理するだけで2000万円前後はかかるそうです!
そんなお金はとてもとても……」と山岸さん。
山岸さんの祖母は松平容保の孫・和子で3代目当主、慶光に嫁いだが、婚礼の写真は袿袴(けいこ)。
昭和前期には小石川の邸宅で暮らしたが、戦後は膨大な財産税が課せられ、屋敷などは国に没収され、静岡市を経て、町田市の一軒家、マンションなどで暮らし、生活は質素だったそうです。
「祖母にお屋敷で育ったのにマンション暮らしになって『昔はよかったな……と思うことないの』と尋ねたら、『だってしょうがないじゃない。時代というものなのだから』と淡々と話していました」と振り返る。
「日本の歴史として残していきたい」
もはや慶喜家の墓所や史料を管理するにも子孫、個人の力では難しい。
「個人の家のものではなく、歴史や文化財として管理してもらった方がいい」と山岸さん。
だが、歴史的墓所であっても、「墓は個人の所有なので、継承者が管理するのが原則」(東京都公園課霊園担当)という。
さらに慶喜家の墓所は谷中霊園内にあるが、土地の所有者は徳川家歴代将軍の墓がある寛永寺となっているそうです。
慶喜は大政奉還後、徳川宗家(将軍家)の家督を幼い家達(いえさと)に譲り、隠居した。
山岸さんは「寛永寺、都、徳川家ゆかりの団体などに相談しながら墓じまいを進めている」と話す。
山岸さんは墓だけでなく、叔父から慶喜家に代々、伝わる慶喜直筆の書など5000点にも上る史料の責任も負っている。
行政に史料の保存や公開方法などを相談し、「これからは家族の歴史ではなく、日本の歴史として残していきたい」と語っているそうです。
他人事ではありませんよ!
由緒ある家の話だから、大変だな!
そうですよね。文化財保護の観点から、なんとかならないのか?と思いませんか?
ひるがえって、皆さんのお家事情はどうですか?
お墓、納骨堂、共同墓など、ありますが、、
ご自身が、健在のうちはいい?として、、
後世の代には、その負担?をかけられますか?
永代供養があるそうですが、、
健在のうちに、やっておかないと、、
「終活」です!
春彼岸に、ご先祖に相談してみては、いかが!
今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事お疲れ様です。
いってらっしゃい!