こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
「文書のマナー」のお話の続きを書こうかな?と、
春に新人が入社してくる前に、「ちゃんとした先輩」に見られるために、
「再確認?」をしておきますか!笑
お心遣いの言い換え表現
ビジネスパーソンは、相手や状況に応じた適切な表現を使う必要があります。
類語やほかの表現方法を知ることで、引き出しを増やして、語彙力をつけ、コミュニケーションがより円滑になるでしょう。
今回は、『ご高配』『ご厚情』『ご厚意』という三つの表現を紹介します。
ご高配
ご高配は、相手からの配慮に対して、敬意を表す非常に丁寧な表現です。
お心遣いよりも格式高く、取引先や顧客との公式なやりとりで使用されます。
自分と近しい上司や同僚に使うと、違和感を与える点に注意が必要です。
例えば、取引先への年賀状には、『旧年中は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございました』というフレーズが用いられます。
ビジネス文書やメールのあいさつ文では、『平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます』の定型句が使われます。
相手の心遣いを最大限に尊重する表現として、重要な場面で活用しましょう。
なお、ご高配は書き言葉であり、日常会話の中ではほぼ使用しません。
ご厚情
ご厚情は、相手からの厚い情けを表す言葉です。
お心遣いよりも、さらにかしこまったニュアンスがあり、日常会話ではほとんど使われません。
例えば、『今後も変わらずご厚情賜りますよう、よろしくお願い申し上げます』『貴社のご厚情に深く感謝申し上げます』のように、取引先に感謝を伝える際や式典のスピーチで用いられるケースが多いと思います。
ご厚情は受け身の形でのみ使用し、『ご厚情してください』『ご厚情願います』といった表現は不適切です。
『深いご厚情』のように、‟丁寧に・・”の意識が強過ぎて、意味が重複する表現も避けるように気をつけてください。
ご厚意
『ご厚意』は、相手からの思いやりや親切を表す言葉です。
お心遣いと同様に、相手から金品を受け取ったときにも使えます。
謝意を伝える際には『ご厚意痛み入ります』や『ご厚意に甘えて、ありがたく頂戴いたします』といった表現が適切です。
相手に断りを伝える場合は、『せっかくのご厚意ですが、今回はお断りいたします』と伝えられると、柔らかく聞えます。
相手の気持ちに配慮しながら、より丁寧に断れます。
決意表明の際は、『ご厚意に報いるべく、より一層励んでまいります』といった形で使います。
感謝の気持ちと共に、前向きな姿勢を示せる言葉となります。
代表的な言い換え表現には、ご高配やご厚情などがあります。
語彙力を高める
それぞれの言葉の意味や違いを確認するだけでなく、例文やフレーズを覚えておくことも大切です。
今の時代は、メールが主流ですから、上記の3つの言葉を使うことは、まずないと思います。
メール文書の配信の時は使わないように!固すぎますよ!
封書・ハガキなどを敢えて使い、役員変更などの公式書面を出すという「ご挨拶案内」的な場面は、めったにないと思いますが、「言葉の引き出し」として、入れておきましょう。
ビジネスパーソンとして、語彙力を高めていきましょう。
今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です!
いってらっしゃい!