こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
公共交通、特にバス事業において、運転手不足が顕著です。
一方で、「ライフライン」とでも言える「バス」です。
特にお年寄りの足となっています。
そうした状況の中で、知恵を絞り、運行が始まった事業があります。
【チョイソコふじの〜る】ライフラインです!
実証実験
利用客の予約に応じて運行する乗り合いバスの実証実験が、
2023年9月から札幌市南区で始まりました。
今月から札幌市南区の藤野地区で運行が始まった「チョイソコふじの〜る」は、
ルートや時間が決まっている従来のバスとは違い、
利用客の予約に応じて運行する乗り合いバスです。
バスは定員8人のワンボックスカーでインターネットもしくは電話から事前予約すると、
スーパーや医療機関など39か所で送り迎えをしてくれます。
平日午前9時から午後4時まで運行していて、
運賃は大人が350円、障害者や小学生は180円で住民以外でも利用することができます。
まさに「ライフライン」
利用した女性は「好きな時間に乗れるし、ふだん利用する病院の前にもとまってくれるので便利だ。冬は歩くのが大変なので買い物にも利用したい」と話していました。
また、別の日に利用したという男性は「時間どおりに来るし、乗降場所が以前のバスより自宅近くになったので使いやすい。乗り合いなので住民同士の会話も生まれるし良いと思う」と話していました。
運行する会社「じょうてつ」によりますと、もともと藤野地区には循環バスが週2日、1日7便運行していましたが新型コロナの影響などによる利用者の減少でバスの維持が難しくなっていました。
町内会に状況を説明したところ、高齢者のために何らかの形で移動手段を確保してほしいと要望があったことから取り組むことになりました。」ということです。
実証実験は、令和7年までの2年間行う予定で利用状況などを踏まえ、本格的に導入するか検討する方針です。
「じょうてつ」自動車事業部は「南区を中心に走っているバス会社なので、違った形でも存続させたい思いだった。ご高齢の方はもちろん、お子さんや主婦の方にも利用してほしい」と話しています。
“デマンド交通” 札幌市も支援
利用者の予約に応じて運行する交通システムは「デマンド交通」と呼ばれ、
札幌市は去年11月、市内で初めてとなる実証実験を手稲区で始めています。
市は今回の民間企業の実証実験も支援していて、ノウハウの共有や、車両のリース代などの費用を負担しているということです。
札幌市都市交通課の地域交通担当係長は「運転手不足が全国的に課題となるなか、バスの減便や廃止が起きている。道内では運転免許の返納が増加しており、公共交通は必要不可欠だ」としたうえで、「公共交通ネットワークを維持していくために、デマンド交通に期待している」とコメント。
資料:じょうてつホームページ
国道230号線には「バス」しかない!
国道230号線(札幌から中山峠越えて洞爺湖の道路)沿線には移動手段が「バス」しかないのです。
昔は、「定山渓鉄道」が走ってました。
中央区、南区の住民、車を持たない方々の「足」になっています。
お年寄りにとっては、死活問題です。
「病院」「スーパー」への「足」です。
「公共」に従事している「民間企業」は大変です!
頑張れ!
今日を明るく元気に行きましょう!
お仕事お疲れ様です。
いってらっしゃい!