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風物詩「とうきびワゴン」今季営業スタート

北海道札幌市中央区の大通公園で、4月20日に
春を告げる風物詩「とうきびワゴン」の今季の営業が始まりました。
2年連続で100円値上げして1本500円で販売。
値上げは燃料代が高騰し、冷凍保管の経費や輸送コストが上がったことが理由。
ワゴン周辺にはトウモロコシを焼く香ばしい匂いが広がり、
観光客や地元の人らが訪れています。
「トウモロコシ」と「とうきび」
「トウモロコシ」と「とうきび」は、基本的に同じものを指します。
どちらもイネ科の一年生植物で、種子が食用とされる世界三大穀物の一つです。
しかし、地域によって呼び方が異なります。
「とうきび」は、北海道、山形県北部、石川県、福井県、香川県、愛媛県、山口県西部、九州などで使われる「トウモロコシ」を指す方言です。
16世紀にポルトガルから伝わった「トウモロコシ」は、
「唐 (外国)から伝わった黍 (キビ)に似た穀物」が由来で「とうきび」と呼ばれるようになったといわれています。
「トウモロコシ」の呼称は、「とうきび」以外にも地域独自のものが多数あります。
例えば、福井県大野郡では「あぶりき」、鹿児島県甑島では「いぼきび」、沖縄県竹富島では「うらんだふいん」などと呼ばれています。
これらの地域独自の呼び名は、地域の文化や歴史を反映していますね。
「とうきびワゴン」って、なに?
札幌市の大通公園には、春から秋にかけて「とうきびワゴン」が登場します。
これは北海道の風物詩として親しまれており、
例年4月下旬から10月上旬までの間に大通公園内に数台のワゴンが出現します。
ワゴンの近くを通ると、焼きとうきびの香ばしい匂いが漂ってきます。
北海道のとうきびの旬は7月中旬から9月中旬(あくまでも目安です)で、
この期間に新鮮な「生とうきび」がスーパーや道の駅などに並びます。
「とうきびワゴン」では、
北海道産のとうきびを“茹で”と“焼き”で楽しむことができ、
北海道産のジャガイモとのセットもあります。
焼きとうきびに使用するタレには、
道民の醤油でおなじみの札幌だし醤油と、
北海道産甜菜糖を使ったこだわりのタレが使用されています。
ワゴンは飲食業の山賀畜産(札幌)が運営。
後志管内共和町や空知管内長沼町のトウモロコシを使用し、
7月下旬ごろに露地物の収穫が始まるまでは、
昨年収穫した冷凍ものやハウス栽培ものを提供するとのこと。
「とうきびワゴン」の歴史
歴史は長く、その起源は明治時代にまで遡ります。
物語は、一人の女性が家計の足しにとうきびを売り始めたことから始まりました。
1884年(明治17年)、愛媛県から移住してきた重延テイという女性が、
開墾のかたわら、春はわらびやぜんまいなどの野草を、9月には焼きとうきびを売っていました。
とうきびは特に人気で、好評を呼びました。
その後、少しずつテイの真似をして売り始める人が増え、
とうきびワゴンは札幌の風物詩となっていきました。
その後、1967年(昭和42年)に札幌観光協会(現一般社団法人札幌観光協会)が運営を開始しました。
1980年(昭和55年)には大通公園で都市公園法が適用され、無許可販売の違法屋台がすべて排除されました。
そして、2012年(平成24年)には北海道キヨスク株式会社に業務が委託され、ワゴンも一新されました。
2019年(平成31年)には札幌市公園緑化協会に業務が移行されました。

「とうきびワゴン」は札幌の夏の風物詩
とうきびワゴンは、札幌市民だけでなく観光客にも愛されており、
その歴史と伝統は今も引き継がれています。
このように、とうきびワゴンは札幌の夏の風物詩として、
多くの人々に親しまれてきました。
今年は新たに7~10月の毎月10日を「とうきびの日」と銘打ち、
焼きとゆでともに1本300円で販売するとのことです。
ワゴンが登場するのは、
大通3丁目(午前9時~午後7時)と4丁目(午前9時~午後5時、雨天休業)で、
平日は2ヶ所、休日は3ヶ所、イベントの際は最大4ヶ所で販売を行うとのことです。
10月14日(月曜・祝日)までの営業予定だそうです。
是非、その期間の来札をお待ちしております!!!

今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事、お疲れ様です。
いってらっしゃい!
