こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
この頃よく聞く言葉、「Z世代」
何となく「若い世代を指す言葉」ということは理解しているのだが、、、
「Z世代の本来の意味は?」「特徴は?」「なぜZ世代というのか?語源は?」「他の世代との違いは?」と問いかけられたら、上手く答えられない方が多いのではないでしょうか。
【Z世代】何者?
Z世代とは何歳から?年齢や意味・特徴を簡単解説します!
いつの時代も、たとえば、「ゆとり世代」や「ミレニアル世代」のような「〇〇世代」という呼び方が存在します。
なぜZ世代と呼ぶのか?
Z世代の語源・由来はアメリカから伝わってきました。
世代分類を指す言葉です。
広がったのはアメリカの「ジェネレーションZ」から来ていて、そこからZ世代という言葉で日本国内で広がりました。
読み方はそのまま「ゼット世代」です。
年齢は?
年齢は明確に定義されていないようですが、、
「1990年半ばから2010年代生まれの世代」を指すことが一般的なようです。
実年齢としては、2023年現在で考えると、
概ね28歳以下の若い世代を指すことが多いです。
これから社会の中心となっていく世代ですが、
企業のサービス内容によっては、すでに、この世代が中心の場合もあるでしょう。
たとえば、10代向けのゲーム会社や、ティーン向けのファッション関連、バイト求人・転職・求人サイト業界などには、中心的人物となっているようです。
Z世代の特徴とは?
Z世代は情報に多く触れているため、ミドル世代以上と比べると様々な面で違いがあるようです。
大まかな傾向として以下のような特徴があると言われています。
(1)Webメディアでの情報収集
Z世代は、日頃の生活で、新聞やTVといった媒体から離れており、Webメディアでの情報収集が当たり前の状態になっています。
TVや新聞などの媒体は「自分自身があまり興味がない、政治・経済などの情報も多々入っている」ことがあり、情報過多の環境で育ったZ世代には「自分にとって不要な情報を取捨選択する」というスキルに長けている傾向があります。
Z世代には自分自身に必要な情報を得やすい、Web媒体利用が進んでいったと言われています。
(2)社会問題への関心が高い
Z世代は、それ以上の世代と比べて、社会問題への関心も強い傾向があります。
SDGsに代表されるような環境問題への取り組みや、
多様性に関する考え方に若いうちから接しています。
東日本大震災などの災害にも接しており、そういった問題への関心が高い傾向があります。
バブル世代などと比べて、現実的な暮らしに目を向けるリアリストが多い傾向があるとも言われています。
(3)アンチブランド志向
「親から勧められた商品」「昔から知名度の高い会社の商品」よりも、
「自分の価値観に合うかどうか」といった視点を重視する傾向があります。
SNSの交流や情報発信の場が身近にある事が影響していると考えられ、
企業のブランディング戦略にも変化が必要な時代になっています。
直ぐ上の世代=ミレニアル世代
ミレニアル世代とは?
1980年から1995年の間に生まれた世代と定義されることが多く、
大体28歳から43歳ぐらいの世代を指しています。
この世代は「IT化・デジタル化が進んだ時代」で育っていて、
インターネット環境の変化やサービスの変化に触れながら育っており、
ITリテラシーの高い世代とも言われています。
「Z世代」と「ミレニアル世代」の違い
ミレニアル世代は「Y世代」とも呼ばれることもあり、
その後の世代を表す言葉としてアルファベットを一つ進めた「Z世代」の名がつけられました。
育った環境の違いが一番の要素だと言われています。
Z世代は不況の時期に育っており、経済的なプレッシャーを受けている環境下で育つ人が多く存在しています。
一方、ミレニアル世代は好景気の時代もあったため、育った環境の違いが、
ショッピングへの投資の仕方に違いが出たり、商品へ求める要素の違いに影響が出るようです。
また、Z世代は「貯金・貯蓄や支出を控える傾向」があり、
買い物への意欲は「どれだけお買い得なのか」という点を重視する傾向があると言われています。
それに対してミレニアル世代は購入自体に興味を持つ傾向があり、
育った時代の景気が影響していると考えられています。
Z世代の次は何?(α/アルファ世代)
Z世代の次は「アルファ世代」と呼ばれています。
「親がミレニアル世代の子どもたち」として知られており、
一般的に2010年代以降に生まれた世代を指しています。
Z世代はラテン文字の最後に当たるZであり、次がありません。
そのため、ギリシャ文字の最初に当たるα(アルファ)を採用し、
新たな時代の始まりをイメージした世代名として考案されたようです。
新しい世間を作る
Z世代もミレニアル世代と同様デジタルネイティブですが、
インターネット特有のリスクをより強く認識している方が多く、
SNSでは一定時間で投稿が消える機能を活用するなど、
多様性を重んじており、プライバシーに配慮した使い方を好む傾向にあると言われています。
また、企業イメージやステータス、ブランド力よりも、
商品やサービスの独自性・利便性を重視する傾向にあるようです。
自分たちにとって有益なサービスを提供してくれるブランドには積極的にアプローチし、
これまでになかった革新的なコンセプトも比較的スムーズに受け入れようとする世代でもあります。
Z世代が5年後にビジネス社会で本来の仕事の中核に入って業務に入った時に、
どんな尺度で戦略をジャッジするのか、楽しみですね。
「温故知新」の考え方を、どこまで持っているのか?
「価値基準」の判断は、何にするのか?
今日を明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お仕事お疲れ様です。
いってらっしゃい!