【終身雇用年功序列の終焉】日本で最も古い企業をご存じですか?

人・組織

こんにちは!北の熱い講師オッケーです!

ザックと言いますが、会社を立ち上げて10年持つ会社は、
100社中6~7社しかないことをご存じでいたか?☟

6.3%を覚えておいてください

自分が勤めている会社が、朝に突然なくなるのです。

言い換えると、会社があることに感謝をするべきですよ!

日本で最も古い企業

日本で最も古い企業は、飛鳥時代(578年)に創業した金剛組です。

この押しも押されもせぬ老舗企業は、なんと今年で創業から1,441年になります。

世界でも最も歴史のある会社が、日本の企業なのです。

金剛組は、聖徳太子が宮大工・金剛重光を百済から招いて、

四天王寺を建立した時代に創業しました。

その後、金剛組は神社仏閣建築の設計・施工、城郭や文化財建造物の復元や修理などを手がけ、歴史を刻んできました。

2005年まで金剛一族が経営していましたが、経営危機に陥り、
高松コンストラクショングループの支援を受けて新会社として事業を継続しています。☟

https://kongogumi.co.jp/index.html

彼らは神社仏閣の建築を手がけており、その技術は驚異的です。

金剛組が手がけた建築物には、代表的なもので、

  1. 江戸城の田安門: 金剛組が関与した建物の一つです。
  2. 偕楽園の好文亭: 金剛組の技術が活かされた建築物です。

また、金剛組は大阪府堺市に加工センターを持っており、宮大工たちが伝統文化を守る使命を果たしています。

彼らは世界に例を見ない技術を持ち、伽藍の再建などでその腕を振るってきました。

金剛組は、木組みに頼らない建築技術によって、地震や風雪に耐える仏塔を築り上げてきた歴史的な存在価値のある企業です。

金剛組の技術者たちは、日本の伝統文化を守りながら、次の100年に向けて存続し続けていくことを目指しています。

業歴1,000年以上の企業が7社

日本は世界でも有数の老舗企業大国であり、業歴1,000年以上の企業が7社も存在します。

金剛組に続く長寿の老舗企業ベスト10を以下に示します。

2.一般社団法人池坊華道会(いけばなの池坊華道会):587年創業(京都府)

3.西山温泉慶雲館:705年創業(山梨県)

4.㈱古まん:717年創業(兵庫県)

5.善吾楼:718年創業(石川県)

6.㈱田中伊雅:889年創業(宗教用具製造業/京都府)

7.㈱ホテル佐助:1,000年創業(宮城県)

8.㈱朱宮神仏具展:1,024年創業(宗教用具小売業/山梨県)

9.㈱高半ホテル:1,075年創業(新潟県)

10.須藤本家㈱:1,141年創業(清酒製造業/茨城県)

また、創業500年以上の企業は32社、

200年以上の企業は3,146社もあります。

世界中の創業200年以上の企業数が5,586社で、その半数以上が、なんと日本の企業です。

日本独特の家督制度

このような長寿企業は、日本独特の家督制度によって育まれてきた一面もあります。

家督制度は、戸主が死亡すると長男が権利と義務を継承・相続する方法です。

一家の長男が家業を継承し、先祖代々の家や墓を守り、家族の生活を支えていく役割を果たしてきました。

分かりやすく言うと、「○○代目当主」っていう企業ですね。

日本の長寿企業は、培ってきた技術やノウハウを後世に承継し、産業の発展に貢献していくことを願っています。☟

頑張れ!父さん母さん!-経済基盤-

これらの超老舗企業は、日本の産業の発展に大きく貢献しています。

日本で最も大きい企業

日本で最も大きい企業はいくつかありますが、

いくつかの観点からランキングを見てみましょう。

  1. 売上高が最も大きい企業:
    • トヨタ自動車: 売上高は31兆円を超えており、断トツの結果です。
    • 三菱商事、NTT、三井、三菱なども売上高10兆円台に入っています。
  2. 従業員数が最も多い企業:
    • 日本郵政です。
      従業員数は<23.9>連結で229,938名
      単体1,583名です。
      平均年齢 44.9歳 平均年収 840万円となっています。
  3. 時価総額が最も大きい企業:
    • トヨタ自動車: 時価総額は非常に高いです。

これらの企業は、日本経済に大きな影響を与えており、多くの人々が働いています。

終身雇用年功序列の終焉

昭和30~40年代の「高度成長期」の企業経営の基盤になっていた考え方です。

皆が、一所懸命に働いていた時代であり、

世界から「エコノミックアニマル」と揶揄されていた世界第二位の経済大国でした。

俗にいう「失われた30年」期間の沈滞期が過ぎ、

今は、「少子高齢化」により、基盤が崩れました。

職業観が「欧米化」したと言うべきでしょうかね。

資格・キャリアで、優良企業に移るべく、業界を渡り歩く経済基盤になって来ています。

それだけに、就職活動をする際には、自分に合った企業を選ぶことが重要ですね。

来年度入社の内定がすでに出ている状況ですが、焦らず、じっくりと見定めて選ぶべきです。

今日を大切に明るく元気に行きましょう!

お仕事お疲れ様です。

いってらっしゃい!






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