【冬支度】枯れないための冬囲い(鉢編 )

オッケー農場

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

オッケー農場も、シーズン終了になります。

冬囲い

先週に、大きな樹木のムロ巻きを終えました。
今回は、盆栽系の冬囲いに入らなければいけません。
盆栽系は、寒冷地のあるあるなのですが、
盆栽が「凍れる」(しばれる)のを防ぐために行うのです。
庭師の方々曰く、
出来れば、土の中に埋めるのが一番よい。雪が積もったり、猛吹雪の時などは、雪の中のほうが気温が高い。枝を折ることのないように気を付けて冬囲いして欲しいと。

段取り

まずは、俗に言う「土嚢」?用のビニール製の袋を用意します。
その中に、スズラン・あやめ・ナナカマドなどを1鉢に1袋づつ入れて行きます。
スズランは本来は地植えが育つのですが、根が強くて広がって行くそうです。オッケー農場は大農園なので、鉢植えで鑑賞しています。
ナナカマドの名前の由来は、七度窯に入れても材は燃えにくく硬いということからとのこと。オッケーは秋に紅葉する色の良さと、赤い実が成るのですが、真冬になっても実が落ちないのです。そのコントラストが綺麗なので,札幌市内の道路脇によく見かける街路樹になっています。

山モミジ他の小さいな盆栽達です。

 

これらを、まとめて囲うのです。

 

名残惜しい

写真真ん中の深山霧島(みやまきりしま)の盆栽は、大きくて直径50センチくらいある立派なもので、雪が積もり出すまで、置いておこうと思っています。

子孫繁栄のため

「いちご」の苗

収穫後に、伸ばしたツル(ランナー)の2節目を土の中に埋め込むと、そこから根が生えだし、来シーズンの苗になっていきます。
ちなみに、何故にして1番目の節ではないのかというと、病原菌の付着している可能性が高いため、予防のために2節目を育てるとよいと言われていますね。

2節目を植えたプランターは、このまま雪の下に置いておきます。
雪が溶けだす3月末あたりは、しっかり緑の葉が苗になっています。

チューリップの球根

この春に、雪が溶けだす頃に、植えたのがやはり遅くて、ほとんどが咲かずに終わってしまった反省を活かすべく、この秋に植えてみます。

5~7センチくらいの深さに植え付けてみます。

どうか、来年4月には、芽が出ますように!