【新庄剛志】=【BIG BOSS】リーダーシップ論

トレンド

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

先日、北海道日本ハムファイターズの新監督就任記者会見がありました。
ブログをお読みいただいている方に、関東圏の方も多く、昼の部テレビを見ていない限り、ニューススポットくらいの会見模様であったと友人からの連絡をいただきました。
ここ札幌は民放各局で生放送を行ったところが多くありました。
日ハムファンであるオッケー流ビジネス解説を、
好きな解説者の一人である、元エースピッチャーのガンちゃんこと岩本勉さんの解説をパクりながら、一筆啓上。

【新庄剛志】リーダーシップ論

プレゼンテーションとリーダー資質

ビジネス的には、2つの観点から書きたいと思います。
1、話し方<聴く側のこころを掴む>技
2、リーダーシップ論の実践

みなさんにとって参考になるところがあると思いますよ。

記者会見の視点なので、完全に芸能人に成りきっている人の行動言動は、一般企業人にとって、真似ることの是非があると思いますので、ご一考くださいませ。と、先に前置きしておきますね。

リーダーシップとは

そもそも、リーダーシップ論のベースを再確認します。

この図の、リーダーシップを、新庄さんは確認してから、
会見に臨んだのではないかと思うくらい、当てはまるところ満載です。

プレゼンとリーダー資質の実践

まず、登場から、
報道陣の期待を超える、衣装です。
現役プレーヤー時代から、ファッション誌のモデル経験からイメージ出来る新庄剛志は、ビシッとしたビジネススーツを着こなして来るであろうと思う報道陣を欺くかのごとくの衣装で登場します。
この時のため?にオーダーした3ピース、色はワインレッド、左右の長さの異なるスラックス、襟を立て大きく開けた白シャツ、磨かれた靴。
報道陣には、これだけで記事に出来るインパクトを与えます。
「流石、新庄!」と、入場時の拍手も忘れて、カメラフラッシュの嵐です。

<相手を飲んでかかるインパクト>プレゼンの心構えです!

挨拶の第一声が、王道の礼儀を重んじる話から入ります。
ファイターズの創設1946年から、自分が22代目の監督就任となることで、栗山監督以前の監督への敬意を述べます
社長同席の球団会見である認識を自ら、衣装とは真逆の、オーソドックスな言葉で、表現します。

<ギャップを感じさせるインパクトで、見聞きしてる人を惹き付ける>
俗に言う<つかみはOK!>ということですね。

さらに、この<ギャップ>の波を起こします。
球団社長と打ち合わせをしていたかの如く、選手と監督兼任の話が来たとし、社長に、監督だけとツッコミを入れさせ、笑いを起こさせ、会場の雰囲気を変えて行きます。さらには、自身の顔の整形をもじって、顔を変えずに、チームを変えると発言します。一部の報道陣から笑いが聞こえます。
<聴いている側の人を、間髪入れず、さらに惹き込んで、自分ワールドに会場内を持っていく>

<説明から納得に変える>説得力を身に付けることがスキルとして重要です。

優勝を目指さないと公言します。
今までのプロ野球の世界では、監督業で、こう表現をした方はいないのではないか。
明らかな<変革者>です。

さらに、9月ころに勝っていたら、優勝だ!となったらギアが上がる、
その時は狙っていきますと発言します。
チームをどう変えて行くかの質問には、ピッチャー3人野手4人のタレント(全国に顔と背番号が一致する選手)を作り上げれば、強くなっていると応答しました。
<選手感情を意識しながら、選手プライドをくすぐる>

<リーダーとしての牽引力を持ち、部下心理を使って向上心を煽って行くリーダー資質のコミュニケーションの取り方の王道です>

スローガンはと聞かれ、「夢はでっかく、根は太く」と答えました。
現役時代の派手なパフォーマンスからは想像しがたい、選手同士でも知らない時間にひとり黙々と練習していた選手であったとのこと。あれだけの肩の強さは、鍛えなければ出来ない技と、ガンちゃん談。
選手には、練習あるのみとの注文・指示を出し、全員に1度は1軍戦に出すと明言。チャンスを与えるが、つかみ取るのは自分であると強いメッセージを送りました>

<可能性・針路設定・動機づけという、社員に対してのリーダー資質の必要条件の鉄板です>

ミッション・ビジョンを公言する

マスコミは、この会見で【BIGBOSS】が述べたことを、
「15の改革案」と持ち上げています。
監督と呼ばせない
選手のメンタル強化
ユニフォーム変更案提示
礼儀からの人間教育 などなど
「リーダーでしか言えない、リーダーだから言う」を
1時間の短い時間に、選手・球団・ファン・視聴者・マスコミに
言い放ちました。
まさに、リーダーシップ論の具現化・実践を行ったのです。

いかがでしょうか。

【BIG BOSS】のトップマネジメント

全国の経営者・コンサルタントの皆さまは感じたと思います。
企業においての、社長、管理職、社員の一気通貫が出来るのかということ。
特に、社員=選手とのコミュニケーションをどう取るのかだと思います。
今の時点では未知数ですね。
ただ、本人曰く、全12球団の2軍選手を見たとのこと。
しっかり、ロジックに分析をしているようですね。
リーダーシップとマネジメントは両輪です。
トップとしてのマネジメントは出来ると思います。
強いて言うなら、
実践マネジメント=管理職=コーチ陣
どう組み立てるかだと思います。

どさんこオッケーは、応援していきたいと思います。

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!

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