【国家予算をつけろ!】自己治癒コンクリート新技術

経済情勢・指標

こんにちは!北の熱い講師オッケーです!

オッケー推しの、北海道芽室町出身のTBSアナウンサー安住紳一郎アナウンサーがMCを務める「ニュースキャスター」(TBSTV毎週土曜日PⅯ10:00~)で、❝目から鱗❞のフォーカスがありました。

読者の皆様、拡散してください!

バクテリアがコンクリートを再生する!

ひび割れを自己治癒するコンクリートの話です!

コンクリートは戦後日本の60~80年代の高度経済成長期を支え、今もなお各種建造物に欠かせない存在であり続けています。

しかしながら、その安全性が保たれるのは長くても60年から70年といわれており、高度経済成長期に造られた高速道路や新幹線の高架橋などは、年数的にはすでに寿命を超えつつあるのが現状です。

そんななか、「會澤高圧コンクリート株式会社」では、バクテリアの代謝機能を使った自己治癒コンクリート「バジリスク」の実用化・量産化に世界で初めて成功しました。

「バジリスク」には、細菌の一種であるバクテリアと、バクテリアの活動のエサとなるポリ乳酸が混ぜ込まれています。

コンクリートに入ったひび割れから水や酸素が入ってくるとバクテリアが目覚め、分裂を繰り返し、エサとなるポリ乳酸を食べて炭酸カルシウムを排出しひび割れを埋めていく仕組みとのこと。

これにより、60年、70年とされるコンクリートの寿命は100年以上にも延びるということです。

コンクリートの宿命でもあるひび割れが生じても自己治癒により修復され、耐久性を維持していくことから「長寿命化は脱炭素に貢献できる」を実現する技術工法です。

会沢高圧が「自己治癒」コンクリート、世界初の量産化 - 日本経済新聞

出典:會澤高圧コンクリート公式ホームページ

會澤高圧コンクリート株式会社

会社概要

1935年創業。本社は北海道苫小牧市。
生コンやプレキャストなど従来のコンクリート事業の傍ら、2000年代初頭からコンクリートマテリアルにさまざまなテクノロジーを取り入れた独自の技術創出を展開。
現在、国内に21の事業所、14の工場を持つほか、海外にも6つの拠点を有している。

出典:曾澤コンクリート公式ホームページ

業界の脱炭素化を推進中

コンクリート産業は環境負荷が非常に高い産業であり、世界中で排出される二酸化炭素の約8%がコンクリート業界によるものだという。

この状況を打開すべく、會澤高圧コンクリートの會澤祥弘代表取締役社長は、
国内のコンクリート関連事業者に声をかけ、業界全体で脱炭素を推進する組織「aNET ZERO株式会社」を2023年に設立し、
コンクリートの脱炭素化のために結集したコンクリート産業の政策集団「aNET ZERO Initiative」を立ち上げたました。

aNET ZERO Initiativeは、2015年に「パリ協定」によって定められた、
二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量と除去量を2050年までに同等にする「ネットゼロ」の目標を先取りし、
會澤高圧コンクリートは2035年までにネットゼロを宣言、
同様に参加企業もそれぞれ2050年を前倒ししたネットゼロ実現を宣言しています。

自己治癒コンクリートとは

コンクリートはセメント、骨材(粗骨材や細骨材)、水からなっています。

比較的安価で大量生産ができ、耐久性も高い材料であります。

建築構造物やインフラ構造に用いられるようになってから100年以上が経っています。

かつてはメンテナンスフリーの材料と言われたコンクリートだが、高度成長期に建設された構造物が建設から半世紀を迎えています。
 
コンクリートには練り混ぜ時に多くの水分が使用されています。

この水はセメントとの水和反応で消費されるほか空気中に蒸発することで減少し、コンクリートは収縮するのです。

この結果、コンクリートには大小の差はあれ、収縮ひび割れが発生します。

これらをメンテナンスする場合、使用規制や通行止めなどのサービス休止が必要になります。
 
上記のようにひび割れはコンクリートに不可避であるわけです。

この状態をコンクリート自身が検知し、自ら補修を行うものが自己治癒コンクリートです。
 
利水関連でも、水路や橋、調節地、調節池など多くのコンクリートの構造物が存在します。

今後、自己治癒コンクリートによる構造物が増えていくと思われます。

メンテナンス作業が不要になり、大きな経済効果が得られることは間違いありません!!

訃報

会沢実(あいざわ・みのる)さん(會澤高圧コンクリート株式会社 会長)が、2024年11月10日85歳逝去されました。
ご冥福をお祈り申し上げます。

国家予算をつけろ!

うまく説明出来ていませんが、、
なんとなくご理解は出来るのではと思います。

高度成長期に建てたビルは、劣化で修復?立て直し?が計画されています。

そこに、「バクテリア」によって、ヒビが修復されるのです!

「凄い!!こんな技術があるんだ!」と思いませんか!

現時点でも、震災を受けた地域では、すでに国・地方自治体からの依頼で使用しているとのことです。

この技術こそ、国家予算をつけて、一気に加速して、更なる技術を積み重ねるべきと思います。地震立国の日本国土です。

待ったなしの状況です。こういう企業に支援をするべきです!

ご参考に、會澤高圧コンクリート株式会社のホームページはこちらです☟

コンクリートマテリアルのプロ集団|AIZAWA アイザワ
AIZAWAはあらゆる生活シーンの基盤を創造するコンクリートマテリアルのプロ集団です。

素晴らしい企業です!

今日を大切に明るく元気に行きましょう!

お仕事の方、お疲れ様です。

いってらっしゃい!

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